『カエルの楽園』読了

2017/9/23 | 投稿者: 鹿苑院

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これほど恐ろしく、後味の悪い本もない。なぜそうなのかといえばリアリティに溢れているからだ。フィクションだと一応ことわってはあるがそうでないことは誰が見てもわかる。登場キャラが誰のことを暗喩しているのか一目瞭然である。

今、現実の世界でも三戒ではナパージュを守れないことがわかるカエルが増えてきたが、デイブレイクは盛んにプロメテウスの誹謗中傷を繰り返し、あたかもウシガエルによるナパージュ侵略を手引きしている感すらある。
解散総選挙が迫る今、この本が文庫化されて読みやすくなったのはなんともタイムリーである。これを読めばデイブレイクの口車に乗ってガルディアンに投票するのは愚かな事だとわかるはずだ。

読後感は相当に悪いが、この後味の悪さを忘れず大切に持ち続けてほしい。そんな本。国民必読。
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