英雄牡蠣を好む

2017/7/18 | 投稿者: 鹿苑院

魚市場で牡蠣を買い、レンジで加熱して食べた。簡単だがちゃんとした蒸し牡蠣に仕上がって美味い。

古来より人類は牡蠣を食しており、歴史上の人物とのエピソードにも事欠かない。
例えばカエサルがイギリスを征服したのはテムズ川河口で獲れる牡蠣を手に入れるためだったと言われている。ただし個人の嗜好からそうしたのではなく、栄養満点なスタミナ食である牡蠣を兵士の食糧にするためだったらしい。
ナポレオンも牡蠣を好み、入手できる限り牡蠣を食べまくり、1日3食牡蠣だったこともあったほどで、彼一人のためにフランス沿岸の牡蠣は絶滅の危機に瀕したという。
“鉄血宰相”ビスマルクも牡蠣好きで、1日に175個たいらげた記録がある。

日本で牡蠣好きといえば武田信玄が有名なのだが、信頼できる資料にこれに関する記述はなく、海のない国の大名であったためにこれは眉唾なのではないかという見方もある。
ただ、個人的に考察してみると別に内陸の甲州にいた信玄が牡蠣を好んでもおかしくはないと思う。今川・北条氏と同盟していた時期が長いから牡蠣ぐらい所望すれば送ってくれただろうし、今川氏滅亡後は駿河を領有しているから海産物は手に入る。何より山梨県の名物には今でも煮アワビがある。

煮アワビも信玄の好物だったとされているが、牡蠣も好物だったとすると、やはり信玄公は貝(甲斐)を愛していたということだろう。
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