中山靖王

2017/6/28 | 投稿者: 鹿苑院

中山靖王の末裔──。
劉備を紹介する時には必ず付けられる言葉である。これゆえに劉備は皇叔(皇帝の叔父)と呼ばれるに至ったのだが、確かに名門ではあるけど実はそんなに珍しくはない。

中山靖王こと劉勝は快楽主義者だった。酒と女が大好きで、ために子供は50人を超える。日本でいえば徳川家斉のような人だ。家斉の子は55人でだいたい劉勝と同じくらいなので、人間どんなにやりまくっても一生に作れる子供はこのあたりが限界なのかもしれない。
子だくさんであれば子孫もたくさんなので、したがって中山靖王の末裔は珍しくないのである。

兄の敬粛王・劉彭祖はまじめな仕事人間であったため、ある日弟に苦言を呈したところ、「王たるものは享楽を愉しむべきです」と言い返したというエピソードがある。どうも尊敬できる人物でもない。
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