脱・香水

2017/3/30 | 投稿者: 鹿苑院

どうしたものか、あれほど好きだった香水がどんな銘柄でもうるさく感じるようになった。特に食事の時などに箸を持った手から匂ってくると(手首に香水をつけるので)、飯をまずくさせる特効薬のようなものである。

欧米では香水をつけていないと「なぜあなたは無香なの!?」と変に思われることもあるというが、少なくとも日本で生活している上では香水をつけていなくて困ることはない。
つけていたら「あら、いい香り!」と好感度が上がるなどということはレアケース。つけているゆえに「香水がくさい」と嫌われることならあり得る。逆に「無香だから」といって顰蹙を買うことはまず絶対にない。
折しも春である。どんな上等な香水でも人工的である以上、花々の自然な香りには勝てない。春の陽ざしの中で深呼吸しても香水の香りが混じっていては「空気が美味しい!」と素直に言えるだろうか。

というわけでパッタリと香水をやめた。何か香りが欲しい時は白檀の粉末を少量手首にまぶしているが、まったく人工的でない天然の香木の香りだからこれは心地良い。これに比べると巷のサンダルウッドと銘打った香水がいかに嘘っぱちかがよくわかる。
0



コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ