満洲族の大地

2017/1/14 | 投稿者: 鹿苑院

「満洲」とは本来、民族の名前であって地名ではない。それまでは女真族といっていたが、これには「属民」という意味があるため清朝2代皇帝ホンタイジが改名させた。
「満洲(マンジュ)」は彼らが盛んに信仰していたマンジュシュリー(文殊)菩薩に由来するもので、「洲」という字があたかも特定の地名を想像させがちだがただの音写に過ぎない。

しかし表意文字とは面白いもので、漢人も日本人もやはり「洲」という字からの思い込みをやめられず、彼らの故地をいつしか「満洲」と呼ぶようになってしまった。
「満洲族がいる地だから満洲」になったのだが、「満洲にいる民族だから満洲族」という誤解をしやすい。

なお、「満洲」は「満州」と書かれることもあるが、彼ら自身のこだわりとして水徳の王朝であることを意識して「満」「洲」「清」とすべてさんずいで統一していることに意味があるので、それを尊重したい。
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