玄関先にあるみかん 破裂しそうでかわいかろう

2016/12/16 | 投稿者: 鹿苑院

普通我々が食べるみかんは温州みかんである。明治以前には種無しが縁起が悪いということであまり普及しておらず、みかんといえば別種の紀州みかんを指した。むろん種があり、皮を剥けば一口で食えるほど小さい。駿府城には家康公お手植えのみかんというのがあるが、これも紀州みかんである。
明治以降になると種がなく身が大きいことが喜ばれ、温州みかんが急速に紀州みかんに取って代わった。

なお、温州は中国の地名で確かに柑橘の産地として名高いが、温州みかんの原産地はここではない。どうやら単純に名高い温州にちなんで勝手に付けた名前のようで、本当の原産地は日本の鹿児島らしい。長らく由来が不明だったが、400〜500年前に紀州みかんと九年母の雑種として誕生したことがつい近年明らかになった。
面白いことに欧米では温州みかんを「サツマオレンジ」とか「サツママンダリン」と呼んでいるそうで、欧米人の方が正確な呼び方をしている。
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