博多ラーメンの固さ考

2016/9/25 | 投稿者: 鹿苑院

名古屋で一人昼飯を食う時は、大名古屋ビルヂングにある博多ラーメンが個人的な新定番になっている。
博多ラーメンとは奇妙な風習のある食べ物で、麺の固さを選べるのだがそれが固ければ固いほど通とされる。ハリガネと呼ばれる固さまではおそらくどこの店にもあるが、粉落としとか湯気くぐりと称するほとんど茹でてないのを喜ぶ客もいる。

人間の胃腸は生の小麦を消化できるようにはできていないので、世界中どこの文化圏でも加熱して食べるのだが、博多ラーメンでこういう奇妙なことをやるのは日本人が陥りがちな「なるだけ調理の手を加えない方が素材そのものの味を感じられて美味い」という思想ゆえだろう。
オレはそういう思想は料理という行為を侮辱するものだと思っているので、だったら小麦食ってろよと思う。ましてや豚骨スープにつけるなど小麦そのものの味を味わいたいならこの上なく邪魔なはずである。

ゆえに、個人的には「ふつう」の固さが最も美味い。
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