付箋おやじの言い分

2016/7/22 | 投稿者: 鹿苑院

『スカッとジャパン』という番組で以前にこんなエピソードがあった。梶原善扮するお父さんは家ではほとんどしゃべらず、家族に言いたいことを付箋に書いて家じゅうにペタペタ貼る。「口で言ってよ」というイライラを募らせたお母さんは復讐に出る。すなわち、ゴルフの日に起こすように頼まれた時刻に「あなた、起きて」と書いた付箋をお父さんのパジャマに貼ったのだ。お父さんは当然寝坊して遅刻した。これで感じ悪いお父さんをこらしめることができてめでたしめでたし、というストーリーだった。

梶原善さんがなんとも憎らしい演技をしていたので確かに見て一瞬はスカッとしたが、すぐに疑問が湧いてきた。このお父さんはそんなに悪いことをしているだろうか。そうなるに至った理由は何なのか。
おそらくこのお父さんは最初はちゃんと口頭で家族に要求や注意をしていたのだと思う。何度言っても右から左へ抜けてまったく改善の兆しもないとしたら、次に取る手段としては目につく所に書くというのは極めて常識的なやり方である。少なくとも、「言ってわからないなら殴る」というふうにすぐ最終手段まで飛躍してしまう人に比べればはるかに紳士的である。

なにか、被害者面をしていた投稿者(娘)とお母さんの方に本当は非があるんじゃないのかなと思わせるエピソードだった。
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