『会津士魂』読了

2015/10/18 | 投稿者: 鹿苑院

5ヶ月をかけて計13巻を読み終えた。はっきり言うとそんなに面白くなかった。小説というよりは資料じゃないかと思う時すら時々あり、役職と人名の羅列で2ページほど埋まることはザラ。あれを読み飛ばさず全部律儀に読むやつはいないだろう。

鮎川兵馬という架空の人物が一応主人公っぽいが、何巻にも渡って登場しないので実質的には決まった主人公はいない。各戦場で一人単位のエピソードが語られて、その集合体がこの作品をなしているという感じだが、その一人ひとりが有名人でもないため印象に残りにくい。
ただ、不思議と読み始めると止まらない感覚があり、そういう意味では面白くないと言いながら心のどこかで楽しむ部分があったのかもしれない。

なお、鮎川兵馬の仇敵である三田村新蔵の伏線が回収されないまま完結している。『続 会津士魂』にも彼は登場するようなのでそこで回収されるのだろうが、続けて読む根気は今はない。
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