長州力のベストバウト

2015/7/30 | 投稿者: 鹿苑院

動画がネット上に転がっていなかったので載せられず申し訳ないが、長州力のベストバウトは1995年10月9日の東京ドーム大会、UWFインターとの対抗戦での安生洋二戦だったと思う。

入場シーンを見ると長州は肌がツヤツヤ、全身が筋肉の鎧で覆われている。昨今のスマートなレスラーとは違う、太くて頑丈な身体。いろんなレスラーを見てきたが、見るだけで強さが伝わってくるという意味ではこの時の長州の右に出る者はいない。

もちろん試合は一方的な展開で、序盤で安生はいろいろ手を変え品を変え攻撃をかけるのだが長州はこれをすべて受けきり、まったく平気な顔。安生のレパートリーがなくなったあたりで、「じゃあそろそろこっちからいくぞ」と言わんばかりに長州の攻撃が始まるのだが重みがまったく違う。リキ・ラリアットからのサソリ固めでまったく危なげなく完勝した。
一方的な試合は普通はプロレスファンには嫌われるのだが、この試合だけはそういう議論を超越した凄みがあったように思う。
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