浅間神と家康公の焼物

2014/12/24 | 投稿者: 鹿苑院

あまり知られていないが、駿府に賎機焼(しずはたやき)という焼物がある。土地柄、徳川家御用達の焼物となり、静岡浅間神社や久能山東照宮でも同様だった(なお静岡浅間神社は家康公元服の場所でもあり、駿河大納言忠長が神使の猿を狩って罪に問われたのもここである。その在す山を賎機山という)。

文政年間の終わりごろ、安倍川の洪水により窯場が流され、賎機焼も衰退した。明治になってから復興の試みはなされたが、現在では静岡県の焼物といえば遠州金谷の志戸呂焼が専ら有名で、賎機焼は知る人ぞ知る存在と言わざるを得ない。しかし自分と浅間大神の縁を考えれば、一つぐらい賎機焼が欲しいな…と思ってはいる。
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