かぐや姫の物語

2013/11/24 | 投稿者: 鹿苑院

神道の神々の中でオレが特別な思い入れを持っているのは富士浅間大明神である。神仏習合の立場から言えば富士浅間大菩薩と呼ぶこともあり、むろんオレはこの呼び方の方を好む。富士山と桜花の女神であり、本名は木花咲耶姫。咲耶姫は「さくや姫」と読む。何かに語感が似ていると気が付いた人もいるだろう。そう、今話題のかぐや姫…。

かぐや姫をこの神と同体視する説がある。竹取物語の舞台は静岡県富士市であると言われており(諸説あり)、姫の置き土産の不死の仙薬を帝が焼き捨てさせたのも富士山である。また、富士浅間大社に伝わる縁起のストーリーは竹取物語によく似ている。

そんな想いを持ちながら、ジブリの最新作「かぐや姫の物語」を見てきた。一見ラフに見える水彩画のような絵柄もストーリーによく合っていて、とても良かった。少なくともオレは感動したし、見る価値のある作品だと思う。
ただ、一つだけ気になる点がある。以下ネタバレ注意!!! 映画をこれから見る予定の人はここからは読まないでください!!!























かぐや姫が月に帰ることの引き金は、帝のセクハラまがいの行いに姫が嫌悪感を抱き、月に帰りたいと念じてしまったからというふうに描かれているのだが、これはどうだろう? おそらく特に悪意は無いと思うのだが、左翼的発言で批判を集めたのが記憶に新しいジブリだから、やや軽率なのではないかと思う。この一点さえなければ100点満点の映画だった。
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