エフタの轍を踏むな

2013/2/20 | 投稿者: 鹿苑院

旧約聖書にエフタという人物が登場する。ある戦の前に、彼は神にこう誓った。
「もしこの戦に勝たせてくださるのなら、凱旋した私を一番最初に出迎えてくれた者の首を斬り、炎で焼いて神に捧げます。」
戦に勝利し凱旋した彼を最初に迎えたのは彼の一人娘だった。エフタは嘆き悲しむが、結局は神への誓いを実行した。

あなたはこの話を聞いてどう思うだろう? ユダヤ・キリスト教を唯一絶対の価値観とするのなら(唯一絶対の価値観とせよという宗教だが)、エフタの行動は称賛されるべきかもしれない。しかし、オレはこんなやつは最低のクズ野郎だと思う。歪んだイデオロギーに毒された人間は時々こういうとんでもないことをする。

おまえの浄土真宗はどうなんだ?という声が聞こえてきそうだからお答えしておくが、蓮如上人は「もし浄土真宗の思想と世間の常識が矛盾したら世間の常識を優先しろよ」と言っている。この場合、常識で考えてイデオロギーより人命の方が大事なのは言うまでもない。

あなたはイデオロギーのために大事なものを犠牲にしていませんか?
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