WWUの勝利者

2012/10/27 | 投稿者: 鹿苑院

負ける戦はしないという主義の人もいらっしゃることだろう。オレは負けるとわかっていても何か魅力的な物を得ることができるなら戦う主義である。逆に勝てる戦でも得る物が何も無いならしたくない。

第二次世界大戦をその視点で見ると、戦勝国でも何かを得た国は少ない。
アメリカの参戦の目的は中国の門戸開放だった。イギリスの目的はインド等のアジア植民地の維持防衛だった。中国国民党の目的は中国の統一と共産党の駆逐だった。

この3国は紛れもなく戦勝国だが、結果を見れば中国国民党は中国統一どころか本土を追い出されて台湾に逃げる他なくなり、共産党が中国を支配したためにアメリカのもくろむ門戸開放も潰えた。イギリスはアジア植民地をすべて失った。

あの戦争で得をしたのはソ連と中国共産党だけだったと言っていい。ソ連は北方四島と樺太、さらにはシベリア開拓のための日本人捕虜を多数得て非人道な待遇でこき使った。中共は国民党を追い出し中国全土を支配し、余勢を駆ってチベット等の周辺国をも征服した。
このいわば共産主義の一人勝ちという状況が、続く冷戦への伏線となる。
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