自民党の憲法改正案について

2012/2/28 | 投稿者: 鹿苑院

自民党の憲法改正案、詳細はここクリック。

まあおおまかには天皇を「象徴」から「元首」に、自衛隊を明確に軍隊として「自衛軍」に──というのが目玉らしい。

自民党を見直したというのが正直な感想である。私はおおむね支持する。おおむねというのは勿論、支持しない部分も疑わしく思う部分もあるからだ。以下、詳しく見ていこう。

まず、天皇を「元首」とするのは、具体的に何がどう変わるのかが分からないが、天皇になんらかの政治的権限を持たせるという意味なら反対。

「武力攻撃や大規模自然災害を「緊急事態」と定義し、国会の事後承認により首相の判断で財政出動を行うことができるとするなど、首相の権限を大幅に強化」には条件付きで賛成。あまり良い気分はしないが、有事の時には強力なリーダーシップが必要になるのは否めないので。

「国民の私的権利の制限も規定する」、これはキナ臭い。児童ポルノ規制法などで自民党がやろうとしたことをまだ我々は忘れていない。この一文は削除することを強く求める。

「現行9条の「戦争放棄」については維持するが、自衛隊を「自衛軍」として明確に軍と位置づける。日本の周辺海域への中国の進出などを受けて「自衛軍」の役割に領土領海の保全を加える。現行解釈では憲法上保持するものの行使は許されないとしている集団的自衛権の行使を容認する一方、軍事裁判所の設置も盛り込む」──この改正案のメインはこれだと思うが、ここには100%賛成する。竹島や尖閣諸島などへの侵略はもう始まっており、強力な自衛組織は必要である。世界にそれを持たない国など今の日本以外に無い。

「外国人参政権を容認せず、選挙権については日本国籍を有する成人として「国籍条項」を設ける」──ここも100%賛成。外国人参政権など断固として認めるべきでないのは当然である。
というか、これを自民党がはっきりと打ち出したのは意外だった。外国人参政権を最も強く望んでいるのは在日韓国・朝鮮人に多く支持者を持つ公明党なのを考え合わせると、自民党は公明党と手を切るつもりなのかもしれない。

100点ではないがなかなかの良案。一生自民党に票を入れることはないと思っていたが、これを本当にやってくれるなら投票しても良い。
まあ児ポ法の時の後遺症で自民といえば疑ってかかる癖がついているので、「国民の私的権利の制限も規定する」の項で何か良からぬことを企んでいるのなら大幅に減点してまた不支持に回るかもしれないが。
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