私の仕事選び

2011/10/28 | 投稿者: 鹿苑院

高校生になって本気で自分の進路を考えなくてはならなくなった時、私にはひとつの譲れないポイントがあった。ずばり、「好きな物を仕事にしない」。これである。

世間では「好きな物を仕事にしよう」というが、私はそれが嫌だった。私の好きな物で職業になりそうな物といえば、例えば歴史があるが、考えてもみてほしい。仕事にするということはそのことへの責任も生まれるし、ストレスがそこから発生することもある。私にとっては諸葛孔明も徳川家康も、歴史の世界の住人はいつでも屈託なく話せる気の置けない友達なのだが、それが利害関係のあるビジネス上の渇いた付き合いをする仲──時にはストレス源になる相手──になるのがたまらなく寂しかった。

だから職業を考える時、たいして思い入れのない物を選ぶのが私にとって絶対条件だった。ストレスや怒りで汚されてもたいして惜しくない物を選ぶ。この原則に従って今の仕事も選んだから、ぶっちゃけ平日はつらく、休日は何よりも待ち遠しい。そして休日ともなれば歴史の世界という遊園地で遊びほうけるのである。最近は毛利元就という友人が一緒に遊んでくれている。
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