小説から漫画へ

2011/9/27 | 投稿者: 鹿苑院

昔の中国では小説というものは子供の読む物とされており、あまり程度の高い物とはされていなかった。だから「小」という文字が付けられて貶められているのである。いい大人は詩を読むものだった。つまりその当時の小説は今でいう漫画のような扱いを受けていたわけだ。

今や小説は高尚な物になり、小説家は文化人の代表とも言える。このことから考えれば、数十年、数百年後には間違いなく漫画は高尚な物になり、漫画家は文化人の代表になるだろう。その時には他の何かがもっと低い物とされて迫害を受けているだろうが。

そういう理由から、歴史主義者の視点から見ると漫画を程度の低い物として貶めるのは「歴史をわきまえない者」のすることに他ならない。断言しよう。──「文化に尊卑なし」。
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