ウルトラマンと「正義」の話をしよう

2011/9/4 | 投稿者: 鹿苑院

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うれしく、心強く思いながら読んだ。実に骨太な本である。
ウルトラシリーズを愛し続ける者が思っていること、言いたいこと、ウルトラマンを「卒業した」と称して子供が見るものと揶揄する奴ら(こういう連中はスイカの皮だけ食って、「スイカなんて、あんな味のない硬いものをよく食えるな」と人にも言っているのだろう。スイカの赤い部分の美味しさをまったく知らない)に、「そうじゃねえんだ馬鹿野郎!」と言いたい気持ち。それを代弁してくれたのが本書。

なにもウルトラシリーズの素晴らしさを発信しなくてもいいじゃないか、好きな者が心の中で楽しんでいればそれでいいじゃないかという意見もあると思う。その言い分も一理あるが、それはあまりに小乗(「上座部」ではなく、この場合「小乗」としか言い様がない)的ではないか。梵天はなぜ釈尊に法を説くことを要請したのだろう。釈尊が梵天勧請を拒否していたらどうなっていたか。ウルトラシリーズが訴え続けてきたメッセージを自分の心の中でだけ飼い殺しにしてまったく実践しないのは梵天勧請を拒否するのに等しいことではないか。
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