南蛮

2011/7/20 | 投稿者: 鹿苑院

「南蛮」という言葉は戦国時代以降はスペイン、ポルトガルを指すようになったが、元来は中国から見て南方、すなわち雲南省やインドシナ半島のことを指す。
これに代わってスペインやポルトガルが「南蛮」と呼ばれるようになったのは、ザビエルが日本に上陸した時に、世界地理の知識に乏しかった当時の日本人が「なんかこの人たち南蛮よりもっと遠い所から来たみたい」というくらいのニュアンスで言っていたのがそのうちに南蛮人ということになってしまった…という形のようだ。

それにしても「三国志」の諸葛孔明の南蛮征伐は面白い。何度生け捕りにされても決して降伏しない、異常なほどに往生際の悪い南蛮王・孟獲を面白いほどに手玉に取り、ついには涙を流させ心服させてしまう孔明の鮮やかさ。この南蛮征伐以降は泥沼の北伐になっていくので、「三国志」で蜀の快勝を味わえるのはこの南蛮征伐が最後の機会になる。
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