2020/5/28 | 投稿者: 鹿苑院



個人的には同じ大会で行われた中邑真輔vsアレクセイ・イグナショフの方が興奮したのだけど、世間的にはこの試合の方がインパクトはデカかっただろう。完全な“時の人”でありテレビにも引っ張りだこだったボブ・サップが手もなく負けたのだから。

この時期のサップはIWGPヘビー級王者であり、中邑真輔の挑戦も退けている。憎きK-1がプロレスを侵食する、その不快な現象の象徴のような存在がサップだった。だからこの試合を観ながら僕がテレビの前でどう叫んでいたかはとても書けない。

一説によると、サップは藤田との対戦を非常に恐れていたという。勝ち目がないことをわかっており、最初から委縮していたらしい。
この試合後、自信を喪失したサップは闘わずしてIWGPを返上し、あんなに強かったのに急に下降線を辿っていく。その後も武藤敬司と絡んだりはしているが全盛期に比べると明らかなスケールダウンをしていた。この藤田戦が大きなターニングポイントになったことは疑いない。
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2020/5/25 | 投稿者: 鹿苑院

承前。

法然上人亡き後、弟子たちの間でその教えを巡る解釈の違いでいくつかに分かれた。それが淘汰されたり統合したりして、今大きく分けて3つの流儀がある。それが鎮西義・西山義・真宗義である。


鎮西義は知恩院や増上寺を持つ。徳川家を檀家に持つことで大きく発展した流派で、普通、注釈無しに浄土宗といえばこの流派を指す。
僕が引っ掛かるのは二類往生という教えで、これは「往生のためのメインは阿弥陀念仏だけど、その他の行も往生の足しになるからやるといいよ」という思想だ。これは法然上人の選択本願の教えとは違う気がする。

西山義は往生のためには阿弥陀念仏以外認めない。ただしその他の現世利益に関しては寛容であり、西山派のお寺に観音菩薩やその他の仏菩薩・神々がいらっしゃることは珍しくない。

真宗義とは浄土真宗のことで、これも阿弥陀念仏以外認めないのは西山義と一緒だが、現世利益を求めることはほぼ禁止されており、真宗寺院に阿弥陀如来以外の仏菩薩・神々が祀られることはまず無い。


なお細かい事を言えば「念仏を唱えるという行をすることで己の功徳が貯まって浄土に行ける」というのが鎮西義の念仏であり、「阿弥陀如来を信じる気持ちが起きたことで他力によって浄土に行ける」というのが西山義・真宗義の念仏である。
本願寺内でもいつの間にか教義が西山義とまったく同じになっている、乗っ取られたという学者もいるぐらいに西山義と(現在の)真宗義は酷似している。おそらく蓮如上人が西山派の著作である『安心決定抄』を愛読していたことからそうなったと思われる。

要するに教義の根幹たる後生のことについては僕は今までの信仰とほぼ何も変えていない。他の神仏に対する態度という枝葉の点を考えて西山義を選ぶに過ぎない。
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2020/5/24 | 投稿者: 鹿苑院

新日本プロレス所属時代の西村修は、よく全日本プロレスの興行に1シリーズフル参戦していた。
総合格闘技色を強めつつある当時の新日本よりも純プロレスの武藤全日本の方が西村のスタイルには合っており、のびのびと闘っていたのを覚えている。




ところで、源頼朝が髻に小さな観音像を入れて加護を祈っていたために石橋山の大敗からわずかな期間で関東一円を平定できたという話に触発されて、僕もバッグに忍ばせて持ち運べる小さな観音像が欲しくなり、千手観音様をお迎えした。
仏教に詳しい方なら「エーッ! あれほど浄土真宗に凝り固まっていた鹿苑院が!?」と驚くかもしれない。
浄土真宗は阿弥陀如来以外の神仏にすがってはならず、お守り的なものも迷信として排するからだ。御加護を願って千手観音像を持つということはまったく浄土真宗的ではないのだ。

僕を襲った大きな挫折は人生観を変えてしまった。そして僕のような宗教体質の人間にとっては人生観とは宗教観とほぼ同義語である。
浄土真宗では現世利益をほぼ説かない。求めることもしてはいけない。願っていいのは死後に極楽浄土に往生することのみである。
現世利益を求めるという行為について浄土真宗側の文章では「己の都合による自分勝手な現世利益を求めるのは煩悩のなせる業。そんなものに惑わされるな」と書かれていることが常であり、挫折を知らなかった僕はそれに頷いてもいた。

ただ、今の僕は思うのだ。このつらさ・悲しみから逃れたい、新しい幸せを与えてほしいと願うことはそんなに悪いことか、と。
お守りについても、お守り自体は気休めかもしれないがそのおかげで不安を和らげることができるならありがたいことではないか。お守りを持つことで勇気を持って難問に挑んだ結果、成功したら、それはもう立派な神仏の加護である。

そういう現世利益なら例えば観音菩薩や神社の神様に祈るのが一般的である。
浄土真宗では現世利益を取り扱わないというのなら、せめて「現世利益については他の仏様か神社にでも頼んでくれ」と言ってくれればそれでもいいのだが、原理的にはそれは半ば禁止されている。あくまでも祈りといえば阿弥陀如来に後生を願うことしかしてはいけないのだ。
……というか、法然上人は神社に参拝することはまったく差し支えないと『一百四十五箇条問答』で明言しているのに、法然教学を正統に受け継いだはずの浄土の真宗ではなぜ神社に参拝してはいけないことになっているのか不思議である。

浄土真宗の阿弥陀念仏の教義には長く親しんできたから愛着はある。後生についてはこれに勝るものは無いと今でも思う。だからこれとほぼ同じ教義を持ち、しかも現世利益についての祈りを容認してくれる宗派は……と考えた時、西山浄土宗という落とし所になった。
完全に改宗!……とまで踏み切るほどの決断はしていないので、それこそ新日本所属でありながら全日本のシリーズに参戦する西村のような立場になる。
家の宗派まで変えようとは言わないが個人の信仰としてはしばらく自分の心の置き所を西山浄土宗に変えてみて、お試し期間をやってみる。

ちなみに浄土真宗から西山浄土宗に改宗した著名人としては本多平八郎忠勝がいる。これを機に桑名にある墓所も訪ねてみたい。
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2020/5/24 | 投稿者: 鹿苑院




職場のBGMで毎日流れている曲。世間では名曲として評判が良いらしいが、僕は何度も聴いているうちに腹が立ってきた。歌詞が薄い。薄っぺらい。

人生には嘘でも無理矢理でもとても笑う気になんてなれない時がある。そんな時に「君が笑えば世界中に幸せ広がる」なんて言われてもうるせえよとしか思わない。
はっきり言って、この曲を聴いて感動できるのは人生経験が浅い、本当の挫折を味わったことがない、せいぜい高校生ぐらいまでではないか。ズバリ斬ってしまえば、お子様向けの歌である。
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2020/5/10 | 投稿者: 鹿苑院





ゆいかおりのファンではまったくないが、これは名曲である。時々聴きたくなる。
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2020/4/26 | 投稿者: 鹿苑院

36歳になった。長年プロレスファンをやっているが、ターザン山本氏と自分が同じ誕生日だと今年初めて知った。

ターザン山本氏の師匠はかの、I編集長こと井上義啓氏である。僕はI編集長と面識はないが、ファンレターを出したことがあるぐらいその文章には惚れ込んでおり、勝手に師と仰いでいる。I編集長にとっての相弟子が同じ誕生日とはなかなか面白い縁ではないか。
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2020/4/21 | 投稿者: 鹿苑院

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4月18日放送のればかろで流された曲は以上の通りである。パーソナリティ上坂すみれの曲が2曲流されてからの、森進一の「襟裳岬」。
なんでやねんと思わず吹き出してしまったが、はからずもちゃんと聴いてみると良い曲だった。
特に、「わけのわからないことで悩んでいるうち 老いぼれてしまうから」という歌詞が今の傷付いた心に沁みた。そう、まさしくわけのわからないことに今悩んでいたのだ。

すみぺは自分の番組にこういう変化球を時々投げ込んでくる。そこが面白く、今回のような意外な発見もある。まこと面白い子である。
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2020/4/9 | 投稿者: 鹿苑院

UQ WiMAXが突然動かなくなった。スマホでLINEやTwitterを見ようとしてもグルグル回っているだけでいつまでも繋がらない。PCを立ち上げてもネットに繋がらない。

仕方がないので4Gでスマホ検索。この地域に通信障害の情報もない。いろいろ調べてみたところ、パケ詰まりという現象があることがわかった。対処法はUQ WiMAXのコンセントをいったん抜いて、30秒待ってからまた差せばいいのだという。そんなことで直るかな?……とあまり期待せずやってみたら……直った!!
機械がおかしくなったらまずは再起動。鉄則である。
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2020/4/6 | 投稿者: 鹿苑院



やっぱり最高だ。こんな時でも笑ってしまう。田代まさしとのコンビでしか出せない味がある。
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2020/4/2 | 投稿者: 鹿苑院

征夷大将軍を首長とする武家の政府を「幕府」と呼ぶのが一般的になったのは江戸時代後期からである。それまでは「公儀」と呼ぶのがもっとも普通で、「柳営」、または単に「武家」「関東」と呼ぶこともあった。
「幕府」は漢語である。おそらくは漢籍の知識が豊富な文化人が気取ってそう言い出したものだろう。

仮に、学校のテストで「江戸幕府」と書くべき所を「公儀」と書くと部分点すらもらえないに違いない。
日本語でちゃんと言い表すことができるのに誰かが気取って外来語を使うと、それが多数派の呼び方になって元の日本語表現がなんだか野暮ったい、変わり者が使う言い方みたいになってしまうのは現代でもよくある現象である。

コロナウイルス関連のニュースでもクラスターとかロックダウンとか、英語ばかりで何を言っているのかわからんという指摘が一部でされているが、日本人というのは昔から外来語を使いたがる民族なんだということがこれでわかる。
ついでに言うと「セレブ」や「イナバウアー」のように元の意味とズレて使ってしまうのもありがちである。
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