手を怪我していると休日は何も出来ない。。
もちろん何も出来ないわけではないが、一日中パジャマで過ごしてしまった。笑。
車に積みっぱなしの道具達を片付けながら、ヒーターのリフレクターが曇り、錆びかけていたのを思い出し、コンパウンドで磨いたが、あっという間に終わり、今日はうだうだとテレビでも見ようか・・・。
朝のニュースを見ていたら、ノルウェーのオスロで行われた国際会議で、「クラスター爆弾を扱う通常兵器使用禁止制限条約」で、今回の宣言に調印しなかった3カ国に日本が含まれていたことに、怒り・憤りを感じた。
無差別に人を殺すというクラスター爆弾は、日本でも装備をしているらしいというから、驚きと怒りがまたまた・・・。
米女子ツアーで、宮里藍が三位に入ったことに凄さを感じ・・・・。
夕方、何気なく見た番組に涙が止まらなかった。
学校に行きたいという、モンゴルの農牧民の8歳になる少女の話であった。
家が貧しく、朝から晩まで家を手伝い、学校に行けない。
そんな少女の楽しみは、移動教室が夏と冬に1ヶ月だけ学校にいけない子供達のために開かれ、勉強が出来るということだった。
その移動教室は、学校が夏休み・冬休みに入ると、先生が休みの期間にトラックに移動式住居「ゲル」を積み込みやってきて、子供達に勉強を教えてくれるという国の制度のようであったが、その女の子は夏の忙しい時期にその1ヶ月間さえも家の手伝いで勉強が出来なかった。
一生懸命手伝えば、母親が冬には行ってもいいと言う言葉に、一生懸命家の手伝いをし、文字が書けるように読めるようにと心を膨らませる。
待ちに待った移動教室が来る日。
待っても待ってもトラックは来なかった。。
翌日からはあんなに心待ちにしていた授業が始まるはずなのにだ・・・。
翌日、何キロも離れた場所から同じような子供達10人が、移動教室ができるはずの場所に集まっていた。
このまま来ないのだろうか・・。
遠くにトラックが見えた。
子供達が走って迎えに行く。。
みんなでゲルを建てるのを手伝い、自分達の教室を作る。
1ヶ月間だけの教室だ。
もう鼻水が止まらない。。
世界中には18%の子供達が学校に行きたくても、通うことが出来ないらしい。
日本でも数十年前までは同じだったかもしれないが、一日も早くこの18%の子供達が学校に通えるようになって欲しいと願い祈る。
しかし、日本では2万人の子供達が学校に行かないらしい。
なんかまた泣けてくる。。

0