連休ですが、岩手のコロナは急に勢いが出てきたので、家に引き込むることにしてます。
そんな暇つぶしに格好のブツ。
ホンダの発電機のEU16iです。
これは会社のですが、特定の社員が車に積みっぱなしで、よくもまぁこんな状態で。。
オイル交換はいつしたの?と聞くと記憶がないらしく、預かってきました。
上の写真を見ればわかりますが、スターターロープは戻らず、チョーク部分は動作中にレバーが動くということで、固定のためのテープが貼られてます。
同じタイプのを私が選んで地域公民館で使用してますが、ポータブルタイプではすごく良いものだと思います。
分解しますが、びっくりです。
中は粉塵まみれ。
こうならないように、粉塵が飛ぶような作業で使ったら、毎回エアコンプレッサーで飛ばす配慮くらいできないものかな?
電装系等、ガソリンタンク、スターターと外すと、発電のコイルとか顔だしますが、もうエアーで飛ばすと辺りが大変なスモーク状態。
全部外して、洗浄液で洗いたかったのですが、万が一もとに戻せなくなると大変なんで(笑)、ホコリ飛ばしだけしました。
ロープが戻らないリコイルスターターですが、原因としては中のバネ部分のグリス切れがよくある原因のようで、バラすとけっこう大変みたい。
どこからかグリスを入れれないものか?
矢印の部分がお手頃そうなんで、そこからスプレーグリスをブシューとやったらビンゴ!
スルスルッと回るって戻るようになりましたよ。
チョークレバーは、動きが渋いんではなく、動きすぎるのはグリス切れによる部品の摩耗のようで、少し粘度の高いグリスを塗って様子見です。
多分、一度も点検したことがないであろうエアクリーナー。
よく動いていたなと思える、ホコリまみれ。
この状態だと、キャブからのガスは濃くなるんで、カーボンは結構溜まっているはず。
洗浄液はもったいないんで、灯油でホコリを洗い流して、オイルを付けて完了。
試運転をしてエンジンオイルを温め、オイル交換はあまりの汚さに2回連続。
ということで終了のハズでしたが、ネジが1箇所潰れてしまいました。
入らないな・・・と思ったらそれ以上は入れずに、素直にタップ切らないと後が大変になります。
エンジンとかは、ネジ山が潰れてなくてもこれをやっておくと規定のトルクがかけやすくなりますね。(ちょっと脱線)
作業は無事完了しましたが、この発電機を調べると600時間以上使用されています。
400時間で、タイミングベルト・ピストンリング等の交換が必要のようで、全バラをしたくなりますが、壊れたらもらう目的でこれ以上は手をかけません。(笑)
年数の割に、作動時間が多すぎると思うんだけど、充電式のインパクトドライバーのバッテリー充電とか、わざわざ発電機を回してやっているんだよなぁー。
充電は1時間で終わっているのに、何時間も発電機を回しっぱなしとか。。
そんなの家や事務所でやればいいだろうと思うんだけど、くだらない使い方をする社員が多くて困ったものです。
少し、暇つぶしにはなったんで、まぁいいか。。。

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