さてさて、
というツッコミがそろそろ来そうですが、
『気にせず続けるよ♪』
ということで、今回の
『エヴァで多くの人が気付いていないこと その6』では、新劇場版のエヴァの10・11番目の機体について、私の考えを説明します。
しかーし!
このエヴァ10・11番目の機体ですが、
『序』『破』『Q』はもちろんのこと、『TV版』『旧劇場版』の中にも一度も登場していないと私は考えています。
ですが、状況証拠から、ある程度までは核心に迫ることができるんです。
んで、どこから話を始めるのかと言うと・・・
まずは、
『エヴァで多くの人が気付いていないこと その4』の最後で出てきた
ヴンダーの二重の輪↓を見て下さい。
私は、
この二重の輪↑が、『初号機に取り込まれた巨大レイ』がエヴァ7号機である証拠なんじゃないかと述べました。つまり、初号機の輪と7号機の分の輪が重なって二重になっているということです。
・・・ところで、エヴァの劇中において、
他にも二重の輪が形成された場面がありましたが、皆さん覚えていますか?
・
・
・
そう、第13号機にも二重の輪が形成されていましたよね?
ということはですね、エヴァ第13号機は・・・
エヴァを2体合体させた機体
の可能性があるってことなんです。
・・・でも、この点については、
そんなに驚く話では無いですよね?
だって、第13号機って・・・
・搭乗者が二人必要
・エントリープラグの挿入位置が左右対称
・腕が四本ある
・・・と言う感じで、元々
2体のエヴァを合体させたような設定じゃないですか(笑)
それに、8+2号機↓が存在していることから、
エヴァの世界では、既存のエヴァを人為的に合体させて1体にすることも技術的に問題無いはずです。
ということは、残る問題は唯一つ。
エヴァ第13号機に含まれる
2体のエヴァの正体は?
ということなんですが、これも↓な感じに情報を整理すると簡単です。
ということで、消去法により、
エヴァ第13号機に含まれる2体のエヴァとしては、エヴァの10番目・11番目の機体だけが該当する可能性があるという結論が導かれるんです。
んで、そうなると、次は
『エヴァの10番目・11番目の機体って何?』ということになるとは思うのですが、その説明の前に、
説明しておかなければならないことがあります。
えーとですね、
『エヴァで多くの人が気付いていないこと その4』で、
巨大レイ↓がエヴァ7号機なんじゃないかってことを説明しましたが・・・
このエヴァ7号機が・・・
アダムスの1体
だと私は考えているんです。
・・・ということで、ここからは
アダムスについての私の考えをサクッと説明したいと思います。
(※これを説明しないと先に続けられないんです・・・)
<エヴァにおける『神』>
新劇場版では、所々に
『神』という表現が出てきます。
例えばこんな感じ↓に。
ゲンドウ 『そうだとしても、我々は我々の道を行くだけだ。たとえ神の理と敵対することになろうとも。』
んで、この
『神』が何かというと、
『神の理』で世界を縛っている存在としてのこの2体↓だと私は考えています。
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<『神』の欠片>
TV版において、
カヲル君はアダムの体でできている↓ことが開示されています。
そして、その言動からすると、
カヲル君に自我や意思(すなわち魂)があることはめっちゃ明らか↓だと思うんです。
・・・ということは、言わばカヲル君は『自我を持ったアダムの欠片』、つまりは
『神の欠片』のような存在なのではと私は考えているんです。
そして、この
『神の欠片』のような存在はカヲル君だけではありません。
そう、
ネルフに対して何らかの理由でリリスから分け与えられた存在がレイであり、カヲル君と同様に自我(魂)を有する
『神の欠片』のような存在です。
・・・まぁ、この点に関しては、旧劇場版で
レイがリリスに帰る(還る)場面↓もあったので、皆の想像の範疇ではないでしょうか。
・・・ということで、
『神の欠片』という言葉を使って私の考えをまとめると↓のようになります。
※クリックで拡大↓

尚、神(アダム・リリス)から分け与えられたのは、具体的には、個体としての属性を規定する最も重要な要素としての
『魂』と、その単なる入れ物としての『肉体』の二つだと私は考えており、ここで、『肉体』のことを特に
『器』と呼ぶことにします。
また、この形態の彼等に
『神としての力』は無いと考えています。
<『疑似神化形態』とは>
『疑似神化形態』とは、『神の欠片』に過ぎないレイ・カヲルを、文字通り、
疑似的に神と同様の形に変化させた状態のことであると私は考えています。
判り易く言うと、
レイ・カヲルをエヴァ化することで、『神』に並び立つ存在に格上げした状態↓です。
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といっても、あくまで疑似的な神であるため、本来の
『神』が持っている
『世界を縛る力』は無いはずです
(あるとゲンドウの人類補完計画が発動できないので困る)。
<『アダムス』とは>
エヴァにおける
『アダムス』とは、
○○○インパクトを起こし得る存在であると私は考えています。
ただ、ちょっとややこしいんですが、
『○○○インパクトを起こし得る存在』ではあるものの、
単体で『○○○インパクトを起こす条件を全て満たしている』という訳では無いとも考えています。
この点は、おそらく、劇中において
『覚醒』という言葉で切り分けられています。
ということで、この
『覚醒』については後で詳しく説明するとして、『アダムス』に該当するのは以下の4体↓だと私は考えています。
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つまり、
『神』である『アダム』『リリス』の2体と、
『神の欠片』の『疑似神化形態』である『エヴァ7号機(レイベースのエヴァ)』『カヲルベースのエヴァ』の2体を
一括りにした総称が『アダムス』だという考えです。
<カヲルベースのエヴァ>
『エヴァで多くの人が気付いていないこと その2』において、
『序』『破』のカヲル君(2人目)が第11の使徒である可能性を示しました。
この2人目のカヲル君が、『破』と『Q』の間において疑似神化(エヴァ化)してアダムスになり、最終的にエヴァ第13号機を建造するための礎となったと私は考えています。
この考えの根拠↓を示します
アスカ(惣流) 『こいつ、疑似神化形態を超えている!』
マリ 『覚醒したみたいね。アダムスの生き残りが。』
このように、彼女等のセリフからは、
第13号機の中に『疑似神化形態』を経た『アダムス』が居ることが示唆されているんです。
そして、レイを疑似神化(エヴァ化)したアダムスが初号機に吸収されていることを考慮すれば、この第13号機の中にいるのは、
カヲル君を疑似神化(エヴァ化)したアダムスってことになるんです。私の考えが正しければですが。
・・・ちなみに、アダムとリリスは『神』であって『疑似神化形態』ではないので、上述のアスカとマリの会話中に出てくる『アダムス』には該当しないと私は考えています。
というか、マリの
『アダムスの生き残り』というセリフにも示唆されているように、
アダムとリリスはこの時点で既に機能停止になっている(死んでいる)と私は考えているので、それが正しければ第13号機の中に含まれる可能性自体がそもそもありません。これは、
以前の私の考察の内容とも合致してます。
さらに、カヲル君(3人目)が爆死して第13号機が落下した際、マリによるエントリープラグ強制射出により第13号機からシンジが離脱する場面がありましたが・・・
↓
・・・このとき、カヲル君が遠ざかって行くような表現がありました。
ところで、このカヲル君。
よーく見ると、遠ざかって行きつつも
何故か目線はこちら側に向いたままです。
これがもし、3人目のカヲル君との別れを単に表現しているシーンであるならば、
キレイさっぱり爆死したはずのカヲル君が意識的にこちらを見続けているというのは、ちょっと変だと思いませんか?
そう、だからこのシーンは・・・
第13号機の中に居る2人目のカヲル君(アダムス)がシンジを見つめている
ことを表現したものじゃないかと私は考えているんです。
ちなみに、このアダムス(2人目のカヲル君)ですが、正直なところ、
10番目のエヴァなのか11番目のエヴァなのか特定できないんです。
ただ、それだと今後の説明が面倒なので、2人目のカヲル君が第11の使徒だったことを考慮し、ナンバリングを合わせて
エヴァ11号機
と便宜的に呼ぶことにします↓。
※クリックで拡大↓

どうです、だいぶ情報が整理されてきたように見えませんか?
ある意味、
ここからが本番なので、どんどん進めますよ〜
<器>
さて、皆さん。
TV版23話のこのやり取り↓を覚えていますか?
ミサト 『まさか!エヴァのダミープラグは!』
リツコ 『そう、ダミーシステムのコアとなるもの。その生産工場。』
リツコ 『ここにあるのはダミー、そしてレイのための唯のパーツに過ぎないのよ。・・・魂の入った入れ物は、レイ、一人だけなの。・・・ここに並ぶレイと同じものには魂は無い。ただの入れ物なの。』
そうなんです、人間(リリン)は『神の欠片』であるレイの
人為的な複製を試みたのですが、成功したのは、『魂』の入れ物としての
『器』の複製だけであり、『魂』そのものの複製には手も足も出なかったんです。
それが
『レイの器』であり、ダミープラグ↓の元なんです。
・・・そして、これはレイだけではありません。
カヲル君も、
ただの器として人為的に複製され、旧劇版のエヴァシリーズのダミープラグに使われている↑んです。
つまり、これらを
今回の私の考察の流れに組み込むと、こんな感じ↓にまとまります。
※クリックで拡大↓

そして、『神の欠片』と『神の欠片の 器』の違いが『魂』の有無というソフト的な部分だけであるならば、『神の欠片』をエヴァ化できるという事実をもってして、少なくともハード的には
『神の欠片の 器』もエヴァ化できると言えるのではないでしょうか。
それが・・・
アダムスの器↓
・・・だと私は考えています。
つまりこういうこと↓です。
※クリックで拡大↓

どうです?
あくまで私の考察なので当然ながら真偽はわかりませんが、これが真実だとすると、
とてもシンプルで対称性のある関係になっていると思いませんか?
・・・しかし、勘の良い方は、ここである疑問を抱いたんじゃないでしょうか。
『アヤナミレイ(仮称)はどうなるのか?』
という風に。
だって、上述したTV版23話のリツコのセリフを根拠として考えれば、
『魂』の入った『レイ』は1人だけのはずであり、そのレイはアダムス化して初号機に取り込まれています。
そうなると、アヤナミレイ(仮称)とは一体何者なのか?
・・・その正体については、『Q』のカヲル君(3人目)とシンジの会話↓にヒントがあります。
カヲル 『・・・二本の槍を持ち帰るためには魂が2つ必要なんだ。・・・』
シンジ 『それなら、あっちのパイロットでもいいんじゃないの?』
カヲル 『いや、リリンの模造品では無理だ。魂の場所が違うからね・・・』
『アヤナミレイ(仮称)=リリン(人)の模造品』
これは一体どういうことなのか・・・
これを解決するため、ここで再びTV版23話のリツコに登場してもらいましょう↓
リツコ 『・・・アダムから神様に似せて人間を造った。それがエヴァ。・・・そう、人間なのよ。本来魂の無いエヴァには人の魂が宿らせてあるもの。みんなサルベージされたものなの。・・・』
そう、リツコは、
『人の魂を宿らせることでエヴァを人間にできる』と言っているんです。
つまり、
『器』の素性が何であったとしても、そこに宿る
『魂』が生物としての対外的な属性を決定するってことじゃないでしょうか。
・・・この考えを根拠にすると
『アヤナミレイ(仮称)=リリンの模造品』の関係がスッキリと解決すると私は考えています。
つまり、アヤナミレイ(仮称)は、どう見ても外見はレイそのものですので、その肉体は『レイの器』で出来ているはずです。
ということは、『レイの器』=『ダミープラグ』ということからも分かる様に、
そこに本来『魂』は存在しないはずです。
その一方で、アヤナミレイ(仮称)に自我があり自立的に動いていることもまた事実です。
ということは、アヤナミレイ(仮称)には
人為的に『魂』が宿らされていると考えられるんじゃないでしょうか。
そして、仮にその『魂』が『人間の魂』だとすると、先ほどのリツコのセリフに従えば、
『アヤナミレイ(仮称)=人間(リリン)』ということになってしまい、カヲル君のセリフと矛盾します。
そう、つまり、カヲル君(3人目)は、
『アヤナミレイ(仮称)は、レイの器に人(リリン)の魂の模造品を宿らせただけの中途半端な存在だからシンジの代わりにはならないんだ。』ということを言っているんだと私は考えています。
また、これは、
アヤナミレイ(仮称)と言う存在は、人(リリン)の魂の模造品を宿らせているだけなので、本質的にはダミープラグと大差ないということも示唆しているんじゃないでしょうか。
ということで、ここまでの情報を整理すると↓のようになります。
※クリックで拡大↓

そして、情報をここまで整理したことで、やっと『Q』のこのシーン↓を説明することができるんです。
マリ 『ゼーレの暫定パイロットさん。聞こえているでしょう? アダムスの器になる前に、そこから出た方が良いよ?』
まず、ここでマリが言っている『暫定パイロット』の意味には、2つの解釈が可能であると私は考えています。
まず、1つ目は、
アヤナミレイ(仮称)が人(リリン)の魂の模造品を宿らせただけの中途半端な存在であることを単に揶揄しているという可能性。
2つ目は、アヤナミレイ(仮称)という存在自体が暫定的な位置付けであり、
最終的にどういう存在になるかが既に運命付けられているという可能性。
2つ目の場合、上で説明したように、アヤナミレイ(仮称)がダミープラグ(レイの器)とほぼ同等の存在であることを考えれば、『最終的な存在』とは
『アダムスの器』の可能性が出てきます。
・・・この2つ目の解釈が仮に正解だとすると、2014年末の日本アニメ(ーター)見本市で公開された
『until You come to me.』において、
アヤナミレイ(仮称)が消滅するような表現↓があるのですが、その意味がわかる気がしませんか?
ということで、個人的には2つ目の解釈を推したい気分です。
次に、
『アダムスの器になる前に』というマリのセリフですが、上述したように、アヤナミレイ(仮称)はダミープラグとほぼ同等の存在なので、エヴァ化すれば『アダムスの器』になっちゃう訳です。
ましてや、搭乗しているのは『アダムスの器』のMark.09ですから、例えば、Mark.09が大ダメージを受けて『アダムスの器』として存在できなくなるような危機的状況に陥ったら、
『アダムスの器』であることを維持するために代替素材として吸収されちゃうんじゃないでしょうか?
・・・実際、TV版の23話において、
零号機が大ダメージを受けた際(自爆を起動してコアが崩壊した際)に搭乗員であるレイの形に姿が変化するようなシーン↓が描写されていたことを考慮すれば、アヤナミレイ(仮称)がMark.09に吸収されてアダムスの器になるという考え、十分に有り得る話だと思いませんか?
ちなみに、この23話の場合↑は『神の欠片』であるレイと零号機との組み合わせなので、変化後の存在は、実は
『アダムス』だったのではと私は考えています。
・・・実際、
『破』の7号機(アダムス)と比べると姿形がそっくり↓でしょ?
<覚醒>
いよいよ
『覚醒』についてです。
これは、要は、
『条件を満たしたことにより、○○○インパクトを起動できる存在へエヴァがレベルアップする』ということだと私は考えています。
では、覚醒の条件とは一体何でしょう?
初号機の覚醒と第13号機の覚醒という2つのケースがあるので、それを比較してみると、少なくとも
以下の3つの条件↓が必要のようです。
@エヴァにアダムスが含まれること
Aエヴァに使徒が含まれること
B使徒のコアを噛み砕いて破壊すること
これらを順に説明します。
<@エヴァにアダムスが含まれること>
私の考えが正しければ、初号機には
レイを疑似神化させたアダムス(7号機)が含まれており、第13号機には
カヲルを疑似神化させたアダムス(11号機)が含まれていることになります。
<Aエヴァに使徒が含まれていること>
正直なところ、
覚醒のための条件なのかは判らないのですが、初号機と第13号機には、
両方とも使徒が含まれていると私は考えています。
しかし、初号機に第10の使徒が含まれているのは『破』を見れば明らかだとして、
第13号機に使徒が含まれていると言えるのは何故だと思いますか?
・・・それは、エヴァの世界では、
『使徒を取り込む』
↓
『エヴァが内部動力源(S2機関)で稼働できるようになる』
という関係になっているので、
『第13号機が外部電源やバッテリー無しで動いている』という事実をもってして、
第13号機には使徒が含まれている可能性が高いと逆説的に導くことができるんです。
ここで、初号機と第13号機に含まれる使徒の状態を確認すると、まず初号機には↓のように入れ子状に『アダムス』と『第10の使徒』が含まれているんじゃないかと私は考えています。
んで、問題の第13号機ですが、こんな感じ↓じゃないでしょうか。
つまり、私は、
エヴァの10番目の機体が、使徒を素材として造られたのではと考えているんです。
何故なら、ゼーレのシナリオから外れたところで予定外に覚醒してしまった初号機とは異なり、おそらく第13号機は、
覚醒させることを目的として造られた機体だからです。
つまり、覚醒の条件として使徒が必要であるならば、
建造段階で予め入れておくと考えるのが自然ではないでしょうか。
(※アダムスも同じ理由で建造段階で入れられたと私は考えてます)
そして、その使途とは・・・
第9の使徒です
・・・その根拠は2つあります。
根拠の1つ目は、ネルフに侵攻してきた
第4〜第9の使徒の顛末↓を整理すると判り易いのですが・・・
そう、第9の使徒以外の使徒達は結局のところ死骸すら残っていない状況なんですが、この第9の使徒だけは、
エヴァ3号機に侵食した部分については3号機の残骸として残っていた↓ので、エヴァ建造の素材として使える可能性が唯一あったんです。
<2020/3/18追記>
実際、
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 画コンテ集』の
本編未使用のカット↓には、ゼーレのキール議長の言葉として・・・
『エヴァ3号機は、予定通り、第9使徒の寄り代としての役目を終えた』と記載されており、
ゼーレが、エヴァ3号機を寄り代とすることでこの第9の使徒を何かに利用しようと目論んでいたことを示唆する場面が掲載されています。
これは、エヴァの建造のためだったのではと私は考えています。
次に、根拠の2つ目は、第13号機が覚醒した際の肩の変形状態が、
第9の使徒がエヴァ3号機を乗っ取った際の変形状態と同じ↓である点です。
どうです?
改めて見ると、
この両機の肩部分の変形状態↑、そっくりにも程があると思いませんか?
しかも、シンジが強制射出された後の第13号機↓で確認すると、
色までほぼ同じです。
・・・ということで、エヴァの10番目の機体、つまり
エヴァ10号機はおそらく第9の使徒を素材として建造され、それが第13号機の内部動力源
(S2機関)に繋がっている↓のではと私は考えているんです。
ということで、大分話が逸れちゃいましたが、エヴァの覚醒には、こんな感じで使徒が必要なんじゃないかなーということです。
<B使徒のコアを噛み砕いて破壊すること>
ところで、皆さん気が付いたでしょうか?
実は第13号機は、私の考えが正しいとすると、
建造された時点において上述した@Aの条件を満たしていることになります。
しかし、第13号機が実際に覚醒したのは、第12の使徒のコア?を噛み砕いて殲滅するシーン↓の直後でした。
ということは、
この儀式めいた行動が覚醒の最後の条件となっているのは間違いなさそうです。
じゃあ、
初号機はどうなんだ?
となるんですが、
ちゃんと条件をクリアしている↓んです。
まぁ、個人的には今一つ釈然としないのですが、
作り手側が、初号機の場合と第13号機の場合とでここまできっちりと表現を合わせたシーンを用意していることを考慮すれば、この条件は必要なんじゃないでしょうか。
・・・ということで、『覚醒』についてはこんな感じです。
それなりに説得力ある説明ができたかとは思うのですがいかがでしたでしょうか?
<最後に>
エヴァの10番目・11番目の機体について説明するよ♪
という予定で始めたこの
『エヴァで多くの人が気付いていないこと その6』ですが、皆さんいかがでしたでしょうか?
一応、何とか10号機と11号機について私の考えを説明することができましたが、そのために、
今までの考察を総動員したり、『アダムス』『覚醒』について説明しなければならなくなったりとで、控え目に言ってもかなりハードな内容でした。
んで、次回の
『エヴァで多くの人が気付いていないこと その7』は・・・
実は同時公開なので、この勢いで読んで頂けると幸いです。
・・・ではっ!
<2020/7/3>
ミスの修正に伴い多くの画像を差し替え。
文章の体裁を修正。