起きると音が鳴っていました。
雨が降っていました。
しとしとと降り続けました。
止むと思て、レインコートを持たずに出ました。
やはり止みませんでした。
ジャケットがズブ濡れになりました。
とてもサブかったです。
そして今日は終わり、明日という名の今日がまたやってくる。
夢をみるように
明日に焦がれるボクらは眠りにつく
新しい日に期待を抱き
希望、光を求めながら
決して来ることのない明日を待ちわびながら
ボクの夢は、ボクが知らない誰かの現実(いま)で
ボクの現実(いま)は、ボクが知らない誰かの夢で
キミの瞳に映るボクは愛しく映り
ボクの瞳に映るボクは醜くくすんで映る
どっちが夢でどっちが現実なのか
どっちが真でどっちが幻なのか
どっちが幸せでどっちが不幸なのか
いや、どっちも現実でどっちも夢なのかもしれない
同じものを見ているのに違うふうに映るのはナゼ
ホントは何も見てやしないのかもしれない
何も見えてやしないのかもしれない
それに気づけないボクらは
いつも他人の幸せを妬み、己の不幸に酔いしれ、幸福を夢みる

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