2008/5/19
直訳すると
そう意味になるのかな
mina perhonenのデザイナー
皆川明さんの講演会を聞きに
国立新美術館へ行ってきました
天気のいい日
待ち合わせに少し遅れそうだったので
少し急いで歩くと
汗ばんでくるくらい
会場に入ると
急に空気がかわって
うすあかりの中に
心地よい 音楽 というよりは
音 が流れていて
スクリーンには
秋冬のコレクションの映像が流れていました
すごくいい雰囲気
ミナのテキスタイルの黄色い椅子が
壇上にぽつんと目立つかんじ
です
皆川さんは言葉を丁寧にえらんで
ぽつり ぽつりと話す穏やかな方でした
それは洋服や本から伝わってきた印象と
まったく変わりませんでした
今回は「アーカイブと未来のデザイン」
について
全然かたくなく
いつも使うような普通の言葉で
誰もが共感するような身近な想いを
服を通して話していたように思います
くりかえし
「散歩するようにデザインしていきたい」
とおっしゃっていました
目的ではなく
作る過程や時間をもっと大事にすること
もっとモノと関わることが大事
と考えているということ
これからのことや
自分のすすんでいく道
わたしは こうでありたいな
とか いろいろ
かんがえる いいきっかけになりました
少しずつ近づいていきたいところに
近づいていけますように
どうしても信じてしまう子供っぽさや
ありえないよ といわれるくらいの
はみだした大事なことを
きちんと大事にできる場所が
きっと見つかりますように
見つけたいな
ちょっと先だけれど
9月に大学のときのクラスメイトと3人で
展示をしようと思っています
大学のときは仲がそんなによくなかったのだけど
2人の作品はとっても好きで
いろいろ話したいなー
と思っていた2人です
どんな風になるのか
想像できなくて
わくわくします
またくわしいことが決まったら
書きたいと思います
交わしたはずのない約束に縛られ
破り棄てようとすれば後ろめたくなるのは何故だ
手巻きの腕時計で永遠は計れない
虚しさを感じても手放せない理由がこの胸にある
たとえ鬱が夜更けに目覚めて
獣のように襲いかかろうとも
祈りをカラスが引き裂いて
流れ弾の雨が降り注ごうとも
この街の空の下
あなたがいるかぎり僕は逃げない
人形の家には人間は住めない
流氷のような街で追いかけてたのは逃げ水
いろんな人がいて いろんなことを言うよ
「お金がすべてだぜ」と言い切れたなら
きっと迷いも失せる
みんな愛の歌に背つかれて
与えるより多く奪ってしまうのだ
乾いた風が吹き荒れて
田園の風景を砂漠にしたなら
照りつける空の下
あなたはこの僕の傍にいるだろうか
たとえ鬱が夜更けに目覚めて
獣のように襲いかかろうとも
祈りをカラスが引き裂いて
流れ弾の雨が降り注ごうとも
この街の空の下
あなたがいるかぎり
僕はきっとシラフな奴でいたいのだ
子供の泣く声が踊り場に響く夜
冷蔵庫のドアを開いて
ボトルの水飲んで 誓いをたてるよ
欲望が渦を巻く海原さえ
ムーン・リヴァーを渡るようなステップで
踏み越えて行こう あなたと
この僕の傍にいるだろう?
(Drifter/原田郁子)

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