後宮の疲れを癒やす暇も無く週明けから大学教員に復帰しました。シュフリューリ、後宮と切れ目なき続いた為、約4週間大学に出講出来なかったので補講の山(笑)。間に小さい本番を挟みながら27日まで大学に行きます。
今日は久々遠征。長久手はすっかり冬。虫一匹いません(涙)。でも家ではナガクテUがまだ頑張って生き残ってます。
さて、やっぱり高野二郎には大学での指導が天職のようです。立て板に水のごとく次から次へとレクチャーをたたみかけました。学生たちもひと月レッスンがありませんでしたから今日は気合いが入っていたように受け取れました。公演直後の私が現場の空気を持ち込み新鮮なうちに学生たちに触れさせる。私が理想とする現場主義の実践です。オペラモードの状態が続いていた私の声、いつものレッスン時より明らかに反応が良かったです。都会の汚れた空気や空から離れ、歌手道を若い学生たちと研鑽しあう刺激的な現場。いやあ、充実しています。もう直ぐ今年も終わってしまうなんて思えない位仕事が残っていますがこの充実感を得る為なら乗り切れるでしょう。
