2008/8/19
定休日に充電
お盆週間、結構頑張ったので「美味しいものを食べに行こう!」と自分達に臨時ボーナスを出しました。
お邪魔したのは、西条のイタリア料理店「オステリア アリエッタ」さん。
以前に一度お邪魔しているのですが、再訪する機会を虎視眈々と狙っておりました。
(ウチのマダムも同じ事を考えていたそうな・・・
)
今回は撮影許可を頂いたのでご迷惑ながら、遠慮なく撮らせて頂きました(笑)
前菜に「生ハムとイチジク」をオーダーしたのですが・・・
家族3人とも食べる気マンマンで、誰一人「写真は?」と言わなかったのでとり忘れました・・・
やはり甘いフルーツとは、スペインのハモンよりイタリアのプロシュートの方が相性がイイですね。素直に「ウメぇ〜!」と思える組み合わせです。
ウチの娘、一人で2/3皿食べやがりました・・・。恐るべし4歳児・・・

「水牛のモッツッアレラ、カボチャのピュレ、トマト水の前菜」
完璧なバランスです。
カボチャの甘みと合わせたモッツッアレラの塩分がスッと立ち、輪郭がはっきりしています。そしてトマトのエッセンスの柔らかい酸味が全体をまとめています。
超ウメぇ!そして、超優しい・・・

「ナスの生ハム巻きのフリット」
この料理も組み合わせが絶妙!生ハムの塩分が淡い味わいのナスに表情を与えています。
このフリットの衣についてお聞きしたところ、「小麦粉とビール」だけだそうです。
フランス料理にも「小麦粉とビール」を衣にして揚げた「ベニエ」という料理がありますが、これは卵黄と卵白(メレンゲにして最後に合わせる)が入るのでふっくら揚るんですが、この料理のようにパリっとは揚りません。
この食感、ウマし!
これ、パクったらすみません・・・

「桃とトマトの冷製スパゲッティ」
どの料理もそうですが、一皿のバランスが素晴らしい!
桃のカットの大きさ、トマトの甘みと酸味、食感と香りの変化で枝豆を・・・。
そして、よく冷製パスタで使われる「カッペリーニ」や「スパゲッティーニ」ではなく「スパゲッティ」を使って・・・。この太さのパスタを使わないと成り立たない料理です。もう、完全にヤラれてます、ボク・・・
この後に「ビゴール豚のラグーのガルガネッリ」を頂いたのですが、食いしん坊マダムのミスで画像が撮れていませんでした。アホっ!!
しかし、この料理は美味過ぎです!濃厚なビゴール豚のラグーは、ともすれば重くなりがちです。それを柑橘系の香りが軽く感じさせてくれました。
マダムは「レモンよ、レモン!」と言っていましたが、僕は「いや、オレンジやで!オレンジ!」など勝手な事をぬかしておりました。
そこでこの料理の事をお聞きすると・・・「マンダリンオイルを使ってます」との事。
へぇ〜そんなオイルがあるんや〜・・・勉強不足です。

「ホロホロ鳥とポルチーニ茸のロースト」(たぶん料理名違う・・・
)
こういう白身の鳥類の胸肉の火入れって、すごく難しいのですが・・・
しっとりジューシーでこれまたウマし!!
一緒に盛られたポルチーニ、スペルト小麦と共に口に入れると、モ〜たまらん!
主食材、ソース、付け合せをすべて一緒に食べると完成する料理を作れる料理人はスゴイですよ!松山ではほとんど食べる事はできませんからね〜。

「イタリア産乳飲み仔豚のグリエ」
肉の旨さをシンプルに伝える「網焼き」です。
乳飲み仔豚は淡白なので、しっかりした風味の食材と合わせると輪郭がはっきりしてきます。
この料理ならば、レモンであり、風味のしっかりした野菜達でしょう。
「素材の本質を生かす」とはよく言いますけれど・・・
その言葉の意味を履き違えた料理が多い中、こちらのシェフはその言葉の意味を十分にかみ締めて料理されている方です。

「ドルチェ盛り合わせ」
実はワタクシ、甘いものが苦手で・・・ドルチェ、食べておりません。
ウチのマダムのワガママで全部盛り合わせにして頂きました。
「美味しい、美味しい!」を連発してました。娘と一緒に・・・。
あ、チーズ食べてなかった・・・・
クソっ、マダムと娘が甘いモン食べてる間、チーズを頂こうと思ってたんですけど・・・今、思い出した・・・
なにはともあれ、自分達への最高の臨時ボーナスになりました。
そして、こちらのマダムの柔らかさに癒されました。御夫婦で経営されているお店ならではの暖かさに癒されました。
当店も「こうありたい!」と強く思うと同時に、自分達がまだまだだと気づかされました。
トゥールネ ラ ページュ 充電完了!
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お邪魔したのは、西条のイタリア料理店「オステリア アリエッタ」さん。
以前に一度お邪魔しているのですが、再訪する機会を虎視眈々と狙っておりました。
(ウチのマダムも同じ事を考えていたそうな・・・

今回は撮影許可を頂いたのでご迷惑ながら、遠慮なく撮らせて頂きました(笑)
前菜に「生ハムとイチジク」をオーダーしたのですが・・・
家族3人とも食べる気マンマンで、誰一人「写真は?」と言わなかったのでとり忘れました・・・

やはり甘いフルーツとは、スペインのハモンよりイタリアのプロシュートの方が相性がイイですね。素直に「ウメぇ〜!」と思える組み合わせです。
ウチの娘、一人で2/3皿食べやがりました・・・。恐るべし4歳児・・・


「水牛のモッツッアレラ、カボチャのピュレ、トマト水の前菜」
完璧なバランスです。
カボチャの甘みと合わせたモッツッアレラの塩分がスッと立ち、輪郭がはっきりしています。そしてトマトのエッセンスの柔らかい酸味が全体をまとめています。
超ウメぇ!そして、超優しい・・・


「ナスの生ハム巻きのフリット」
この料理も組み合わせが絶妙!生ハムの塩分が淡い味わいのナスに表情を与えています。
このフリットの衣についてお聞きしたところ、「小麦粉とビール」だけだそうです。
フランス料理にも「小麦粉とビール」を衣にして揚げた「ベニエ」という料理がありますが、これは卵黄と卵白(メレンゲにして最後に合わせる)が入るのでふっくら揚るんですが、この料理のようにパリっとは揚りません。
この食感、ウマし!
これ、パクったらすみません・・・


「桃とトマトの冷製スパゲッティ」
どの料理もそうですが、一皿のバランスが素晴らしい!
桃のカットの大きさ、トマトの甘みと酸味、食感と香りの変化で枝豆を・・・。
そして、よく冷製パスタで使われる「カッペリーニ」や「スパゲッティーニ」ではなく「スパゲッティ」を使って・・・。この太さのパスタを使わないと成り立たない料理です。もう、完全にヤラれてます、ボク・・・

この後に「ビゴール豚のラグーのガルガネッリ」を頂いたのですが、食いしん坊マダムのミスで画像が撮れていませんでした。アホっ!!
しかし、この料理は美味過ぎです!濃厚なビゴール豚のラグーは、ともすれば重くなりがちです。それを柑橘系の香りが軽く感じさせてくれました。
マダムは「レモンよ、レモン!」と言っていましたが、僕は「いや、オレンジやで!オレンジ!」など勝手な事をぬかしておりました。
そこでこの料理の事をお聞きすると・・・「マンダリンオイルを使ってます」との事。
へぇ〜そんなオイルがあるんや〜・・・勉強不足です。


「ホロホロ鳥とポルチーニ茸のロースト」(たぶん料理名違う・・・

こういう白身の鳥類の胸肉の火入れって、すごく難しいのですが・・・
しっとりジューシーでこれまたウマし!!
一緒に盛られたポルチーニ、スペルト小麦と共に口に入れると、モ〜たまらん!
主食材、ソース、付け合せをすべて一緒に食べると完成する料理を作れる料理人はスゴイですよ!松山ではほとんど食べる事はできませんからね〜。

「イタリア産乳飲み仔豚のグリエ」
肉の旨さをシンプルに伝える「網焼き」です。
乳飲み仔豚は淡白なので、しっかりした風味の食材と合わせると輪郭がはっきりしてきます。
この料理ならば、レモンであり、風味のしっかりした野菜達でしょう。
「素材の本質を生かす」とはよく言いますけれど・・・
その言葉の意味を履き違えた料理が多い中、こちらのシェフはその言葉の意味を十分にかみ締めて料理されている方です。

「ドルチェ盛り合わせ」
実はワタクシ、甘いものが苦手で・・・ドルチェ、食べておりません。
ウチのマダムのワガママで全部盛り合わせにして頂きました。
「美味しい、美味しい!」を連発してました。娘と一緒に・・・。
あ、チーズ食べてなかった・・・・

クソっ、マダムと娘が甘いモン食べてる間、チーズを頂こうと思ってたんですけど・・・今、思い出した・・・

なにはともあれ、自分達への最高の臨時ボーナスになりました。
そして、こちらのマダムの柔らかさに癒されました。御夫婦で経営されているお店ならではの暖かさに癒されました。
当店も「こうありたい!」と強く思うと同時に、自分達がまだまだだと気づかされました。
トゥールネ ラ ページュ 充電完了!

2008/8/20 15:03
投稿者:シェフ
2008/8/20 7:14
投稿者:アリエッタ山本
先日はご来店有難うございました。
自分の尊敬する料理人に褒めて頂くのは
何よりの励みになります。
機会を見付けてまた食べに行きます!
自分の尊敬する料理人に褒めて頂くのは
何よりの励みになります。
機会を見付けてまた食べに行きます!
とても有意義な時間を過ごす事ができました。有難うございました。
アリエッタさんが松山にあれば、毎週お邪魔したい勢いです。