出張や現場仕事が多いので、かなり健康には気を付けているのですが、出張懐石の前日、ひどい気管支炎になってしまい、滝汗。水屋の者がそんなんではしゃれになりません。ましてや遠方からのお客様がおみえです。ともかく現代医学の力業で強引に抑えて、無事にこなしてまいりました。
夜咄の趣向でしたが、お帰りのお時間もあるので、早い席入りでした。そういうときはボリュームも抑えたほうがいいかなとも思うのですが、お客様のほうで沢山でるのを想定してお腹の調整をしてこられることも多く、もうこうなると心理戦というかんじで、結局普通のボリュームでお出しすることにしました。
食材は、1月末でしたので、鮪、聖護院蕪や鴨、海老いも、蟹などどっぷり冬のの食材を使いました。
ご参考までに献立、記しておきます。
飯
汁:粟麩 白味噌 水溶き辛子
向付:鮪漬け 山掛け 本山葵 もみ海苔
煮物:金目鯛蕪蒸銀餡かけ 銀杏 木耳 百合根
焼き物:氷見鰤照焼き 菜花添え
炊合せ:鴨丸 菊菜 海老芋
和え物:蟹と芹の生姜酢
箸洗い:松の実
八寸:ばちこ 千枚漬
湯桶、漬物3種
