金曜のお稽古が終わり、着物姿のまま御徒町へ急ぐ。上野松坂屋前で同行者と落ち合ってすぐ、
「ねぇ、小腹空いてない?空いてるよねぇ、小腹!!!」
と半ば強制的に近くにある「かっぱ寿司一号店」に向かう。ここはOL時代に、大酒飲みの女の先輩によく連れて来てもらった場所だ。懐かしいなぁ〜。両サイドに同じかっぱ寿司があるが、にゃんこが行っていたのは左側のお店。18時半までは、全品半額になるのは昔のまま。お安いものだと1かん50円で食べられちゃうんだもんね(^^v 時刻は17時だというのに、すでにほぼ満席状態。まずは鯛と鯵を。ピチピチで美味しいねぇ〜。これが1かん75円ってのはお得だ。半額というのに惹かれて、生うにやらなにやら頼んでみる。コワモテの板さんがサラッと握ってくれるのが気持ちいい。〆は神戸の温泉仲間の大御所が褒めていた塩で食べさせる焼あなごと、甘くない自家製厚焼き玉子。どちらもまいう〜♪ お酒を飲まないせいもあるが、けっこう食べたのに2人で1400円也。回ってるお寿司より安いかも(0^;


お腹も満足してところで、本日の目的地である「黒門亭」に向かう。温泉のお仲間のいなせ家半七師匠がまたご出演ということで楽しみにしていたのだが、んんっ?目の前に歩いているジーパン姿の方は…いな・はん師匠だった(^^; 落語協会のメルマガ割引を使い、800円也で入場。思ったとおり、こじんまりしたお座敷には落語マニアの方々がすでにホームポジションに陣取っていた。今回は「真打10年」という趣向で、いな・はん師匠の同期の方々のお噺が聴ける美味しいプログラムだ。さすが真打の皆さまの芸はひと味違う。それぞれグイグイと引き込まれ、いな・はん師匠の登場となった。この日は「甲府い」という人情あふれる噺をじっくりと聴かせて下さる。にゃんこ、イスの座席で聴くよりこういう小さめなお座敷の方が心地いい。すっかり黒門亭のファンになってしまった(^^


2時間あまり堪能して、大満足で黒門亭を出る。
「ねぇ、小腹空いたよね?もちょっと何か食べるよね?」
とまた強制的に入ったのが、松坂屋裏にある浪花串かつの「あげ虎」。ホットペッパーのクーポンでお安いセットを頼み、キュウリをサービスしてもらう。小ぶりの揚げ立ての串かつが美味しい♪ 飲めないにゃんこは、こどもビールでお付き合い。着物女にビールを注ぐパーカー着たにーちゃん…これってどう見てもヒマなマダムとお金の無いツバメ君という図だよね(><)そーじゃないんだってば!!!2度付け禁止の串揚げを楽しんで本日の予定は終了。ここのお支払いも2000円程度。ということは、お寿司食べて落語聴いて、串揚げで一杯やって、ひとり2500円で済んじゃったということだ(0^; お金かけないのに、とっても贅沢な時間を過ごすことができた金曜の夜…幸せでありました☆
PS)いなせ家半七師匠は、6月24日(土)18時半から『半七・福治の会』を池袋演芸場で開きます。こちらも楽しいので、ぜひ!
問合せ:春々堂 03-5447-2131 前売り2000円 当日2500円
御徒町・かっぱ寿司一号店→
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000745885/0002677150/ktop/
いなせ家半七師匠HP→
http://www2.ttcn.ne.jp/~inahan7/main.htm
浪花串かつ・あげ虎→
http://www.hotpepper.jp/s/H000028871/top.html


