梅雨だというのに、今日もバカッ晴れ。車の外気温計も常に30℃を超えている。この時期、ドライブでちょこっと行くのが楽しみな場所がある。埼玉の田舎の風景が残る菖蒲町は、ラベンダーと菖蒲で「ブルーフェスティバル」と称した町おこしを展開している。ラベンダー色に塗られた菖蒲町役場の周辺は、ラベンダー堤やラベンダーの丘、菖蒲園が点在しており、この時期は両方が咲き誇って土日には出店も出てほのぼのとした光景となっている。
周辺に何もさえぎる物の無いアチアチの日差しの中、満開のラベンダーの中を歩けば、爽やかな香りに包まれる。プチ富良野な感じにも見えるが、来ているのは近隣のおばちゃんおじちゃん&お孫ちゃんたちだ。芝生の上にシートを広げて、持ち寄ったお弁当を広げているグループも何組か…。いいなぁ、こんなのどかな感じ(^^ 地元のお店が並べているのは、特産のうどん・そうめん、草花の苗、採れたて野菜、餅菓子、お惣菜、手作りパンなど、いたって身近なものばかり。町おこしでつくったラベンダー製品も多い。ラベンダー饅頭、ラベンダー煎餅、ラベンダーあんぱん、ラベンダーソフトクリーム、ラベンダーバンドルズ、ラベンダー染めのシャツやストール、ラベンダーピローやサシェetc…。にゃんこもいろいろ試したが、食べるものにラベンダーはどーもイタダケナイという結論に達した(0^; 9個も入って300円のトマト、そうめんの切り落としは500gで170円、ゴマバンズ3個で100円、日々草100円、小鯵の南蛮漬けや山芋のたまり醤油漬けなどを購入する。
帰り道の途中、伊奈町の町制記念公園では色とりどりのバラが咲き誇っていた。遠くに出かけるのはもちろん楽しいが、近くにもいい場所はあるものだ。このあたり、秋には栗が実りコスモス畑が広がる。春は堤防沿いの桜が見事だ。電車が通っていないため、まだ広々とした畑も残っている。ちょっと足を伸ばすだけで何となくホッとできる風景に出会えるのは、とってもラッキィ☆なのかもしれない。
菖蒲町HP→
http://www.town.shobu.saitama.jp/kaika/


