鍬渓温泉のすぐ横に、鍬渓神社を見つける。神社フェチとしては、寄らずにはいられない(^^ 階段を上がり境内に踏み入れると、清々しい気に包まれた。ここは須佐之男命をまつった古社で、京の八坂神社から分霊されたという。今回の旅も、京都の大御所からのお声がけがきっかけで、ここ鍬渓まで無事に楽しく来ることができた。こういうのも〜偶然という必然〜のお導きなのかも?ここで、神楽舞の希望者を募っているお知らせを目にした。実はにゃんこ、歌舞伎舞の日舞から神楽舞に転向しようと考えたこともある。いいなぁ、やってみたいなぁ〜と、妙に心に残る。そう言えば、にゃんこの地域の氏神さまは「氷川鍬神社」で、いつも初詣はここに行って神社カレンダーをもらって来ている。ここの神社とは、何かシンパシーを感じるなぁ。再訪を願って小さなお守りをいただいた。
いよいよ旅も最後をむかえる。一路神戸市内に戻って、ランチである。(さっき食べたばっかりだけど…)グルメ王が選んだのは有名な南京町の「老祥記」ではなく、元町駅前の「四興楼」の180円の豚まん。グルメ王いわく、
「老祥記は、社長のメディアへの宣伝がうまいだけや。地元民は並ばへん。ここのは、本物の豚まんや!」
なるほど、むっちりした皮とたまねぎの甘さが優しいアンが絶妙なバランス。一緒に頼んだ餃子の皮の美味しさにも驚いた。これでひとり330円也。お土産に3個購入。何個でも包んでくれるのが嬉しいじょ!ひっきりなしに豚まんを求めるお客さんが入って来て、このお店の底力を思い知った。
食後のデザートは旅の締めくくりにふさわしい「グレゴリー・コレ」の、夢のように美しいケーキ「アプソリュ」。ツヤツヤとしたチョコレートの輝きが、別腹を刺激する。「ああ、崩したくない…」と思いつつフォークを入れると、トリュフの中身のような濃厚なチョコムースが現れた。フランス菓子らしい深くコックリとした味わいが、濃いコーヒーによく合う。スペシャルまいう〜♪このお店、東京に無いところがまた嬉しいではないか。やっぱ、神戸ってふところが深いよね☆帰る道すがら、これも都内に進出していない、グルメ王お勧めの「PAUL」のバケット系のシンプルパンを買う。次回訪問時のために、南京街のお勧め店をそぞろ歩きながら教えてもらい、今回の予定はすべて終了。三ノ宮駅まで送ってもらい、感謝の気持ちでいっぱいのまま手を振って須磨のグルメ王を見送った。本当にありがとうございました。おかげさまで、心もお腹も忘れえぬ旅となりました(^^
新大阪から新幹線に乗り、帰路へ。京都に差し掛かった頃、東の空に浮かぶ月を見つけた。なだらかな山影を見下ろす月と一緒に東へむかう。今回も、素晴らしい旅ができたことに感謝☆お月さま、ありがとう(^^)/途中浜松あたりで、コーヒーを買って「PAUL」のフランスパンをかじる。粘りのある生地と絶妙の塩加減が素晴らしい。おいち〜い♪東京駅からの乗り継ぎも良く思いのほか早く家に着き、新大阪駅構内で買った「焼き鯖寿司」で夕食(まだ食うか!)。香ばしくて脂がのって、美味でございますぅ〜。たった2日間の旅だったが、盛りだくさんで4日間くらい行っていたような気分だ。これもひとえに、関西の三大大御所のおかげである。感謝!感謝!と喜び、楽しい出来事を思い出しながらゆるりとお風呂に入った後に乗った体重計の針は、2Kg増のところを指していた(><;)おそるべし、関西パワーである…。まだ多くの宿題を残して来たので、また機会を狙いたいと思っている。西はりま天文台の「なゆた」にも行ってみたいし…。そう、思い続けていれば「のぞみは、かなう」のだ!(おしまい)
グレゴリーコレ→
http://www.gregory-collet.com/index.html



