雨の夜、帰宅途中で1本の電話を受けた。恩師が亡くなったと…。病の話は聞いたことがあったが、そんなことをものともせず、ずっとお元気で活躍し続けるのだろうとどこか安心感を持っていた。
ここ数年、私自身が温泉から離れ気味になっていたため、パーティでしかお目にかかっていなかった。私の心の中では「師匠」と言うよりも「先達」という位置にいる方だった。自信の無い私に向かって「もっとメディアを利用しなきゃ」とか「まずは1冊本を出せ!」と叱咤して下さったのだが、欲と勇気の無い私はアドバイスに随うこともなく、年々ご縁は薄くなっていった。
豪放磊落な姿が、目に浮かぶ。今だ、何か狐につままれているような気持ちが続いているため、お悔やみの言葉が素直に出てこない。どこかで日本酒をかかえて、いたずらっぽく笑っているような気がして…。
こういうことを私個人のブログにアップするのはどうかと思いましたが、多くのファンを持つ方でしたので、あえてここにも記載させていただきました。失礼がありましたら、お許し下さい。詳細は、以下のブログをご覧下さい。
野口悦男氏オフィシャルブログ→
http://blog.goo.ne.jp/onsen-tatsujin/