2010/3/15

三分間俳句講座8  三分間俳句講座

三分間俳句講座8

一日に三分で記事を読んであと七分間俳句について考えてください。
一日十分で半年を目標に基本をマスターします。

季語の本意

私が子供の頃、アイスクリームは夏だけの食べ物でした。
もちろん、一年中お菓子屋さんで売っていましたが、冬場は冷蔵庫の中が寒々しく、商品が手付かずの状態が続いているためか全体が凍っているような感じがしました。
親からも「アイスクリームは冬食にべるとお腹をこわす」と言われたものでした。
今思うと、冬にアイスクリームを食べるとお腹をこわすなどということは思い込みだったような気がします。
いつの頃からでしょう、子供たちはアイスクリームを一年中食べるようになりました。
また、ソフトクリームやカキ氷は喫茶店や専門店で一年中食べられますし、デパートやコンビニで手に入ります。

歳時記を見てみますとアイスクリームは夏の季語になっていて、手持ちの歳時記では「氷菓」で出ています。
「アイスクリーム・氷菓子・ソフトクリーム・アイスキャンディー」などの副題で出ています。
抜書きしてみますと『「夏の氷菓子の総称。果汁、糖蜜、クリームなどに香料を加えて凍らせて作る』(角川書店「合本俳句歳時記・第三版」)とあります。
一昔前、アイスクリームは夏場の暑さを凌ぐためのものでした。
しかし、時代や人の嗜好が変りアイスクリームは夏だけの物ではなくなりました。
それは、私が子供の頃、駄菓子屋で売ってた時代に比べて、現代は商品の販売方法が上手になったからかもしれません。

しかし、アイスクリームの美味しいのはり夏の一番暑い時期です。
このように時代や嗜好が変わっても、変わらない根本的な原理をさして「季語の本意」といいます。
全ての季語には「季語の本意」があります。
時にはこの歳時記を読みながら、季語の本意は何なのかと考えてみるのも面白いかもしれません。

練習・ラムネ店なつかしきもの立ちて飲む・・・鷹羽狩行

    上の句の情景を思い浮かべてみましょう。






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