2021/10/4

ヨロク  

誕生日コメント(拍手コメントも)くださった方、ありがとうございます。

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虫写真じゃないのみならず、インスタグラムとの重複をお詫びします。
五輪で流れるはずだった人たちを山のレコードで。






【ゾクホウ】
長嶋有第18作品集『ルーティーンズ』収録作は
「願いのコリブリ、ロレックス」
「ルーティーンズ」

の二作です。

「願いの〜」は、「願いのコリブリ」「願いのロレックス」を二章として一作扱いにしました。

近年発表したその他の作品「あら丼さん」「ゴジとサンペイ」「鬼に金棒を」「男子寮のヴァンパイア」「海がある」などは収録を見送りました。

連作なので、それだけに絞ったほうが今回はいいか、というのと、あと、判型をそろえたかった。

僕のデビュー作『猛スピードで母は』は、通常の単行本と違う「四六判変形」と呼ばれるサイズで刊行されました。収録作が少なく、短いままでの刊行だったため、普通の四六判より細い(背の高さは同じ)。

その後の小説はほぼ四六判ハードカバーで刊行を続けた(『愛のようだ』のみソフトカバー)ので、熱心な長嶋読者の書棚は、左端だけ少しへっこんでいることになる。

二十年目の本を、まったく同じサイズで挟んだら節目っぽくて面白いのではないか。一年目と二十年目を並べてもらってもかわいくなる。

サドルを盗む女の話でデビューした者が、二十年後にはサドル以外すべて盗まれる女の話を書いている、という呼応もある。

それで、一作目と同じ厚み、判型になるように、収録作を絞ったわけです。


11月の刊行までまだヨロクは続くかしら。
9



2021/10/5  8:29

投稿者:regendog

そういう装丁にもこだわるところが、長嶋有作品の味わいの一つですよね。
本質は所謂本質だけじゃないんだぞ、というか。
村上春樹の作品が「現実‐別世界へ」なんて言われますが、長嶋センセーの作品は「現実から現実の別世界へ」じゃないかと感じます。
だからお二人の小説が好きなのかなあ(そうでもない気がするが)。
『ルーティーンズ』、楽しみです。


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