ダラリ、ダラリと先延ばしにしてしまった、10月のプチOFFツーレポなのであるが、やっとこさ一ヶ月を要して書き上げる運びとなった。 何だか最近せせこましい生活しとるなぁ〜...。
さて、時は約1ヶ月ほど前に遡り、場所は芝川町の富士川河川敷の野宿ポイントでの朝から始まるのでありました。
実は前夜の写真を撮り忘れておりまして、珍しく全てコンビニ調達で賄ったささやか宴会の模様をアップ出来ないのでありました...。m(_ _)m で、話は翌朝のウルトラピーカン天気から始まるのである。
野宿地である、富士川河川敷は夏場はナマズ・ウナギポイントとしても有名で、目の前の澱の水は澄み渡り、そのまま泳げそうである。 って時期的に寒中水泳になりまんなこりゃ!【あたしゃ、やりまへんがな!】
近くのコンビニに朝飯を買出しに行ってダベりながら食べた後、そろそろと片付けを始めて、また思い思いに旅立って行く。 4輪2輪を問わず、ツーリングのスタイルってヤツは各自各様の思想がありましょうが、やはりワタシはこんな風な自然集合自然解散ってスタイルが好きですね。
で、ワタシが向かった先は鰍沢の十谷、大柳川上流部の林道エリアであった。 本当は、ここに向かう前にもう一箇所寄り道をしようとしたのであるが、あろうことか野宿地の草むらに携帯電話を置き忘れてしまい、途中で気付いて引き返し往復1時間のロスタイム..。(泣!) すったもんだで、
林道入口に到着したのは午前11時近くであった。
本日走る一本目の林道は、林道五開線。 なにかとメジャーになってしまった完抜林道、五開茂倉線の十谷側起点の右側に(と言うか橋渡る前に)分岐する林道である。 思えば、この林道は源氏山への登山ルートとしても過去に何度も通った道であったな。
木漏れ日が差す明るい林道を2.5キロほど進んだところで
Y字路に出る。 右に延びる林道がが五開小塚線である。
分岐に立つ、五開小塚線の林道標柱。
林道開設年次は昭和59年とかなり古い。
最近、再び工事を再開したのか、そこここに工事中看板が立つ、五開小塚線を進む。 工事車両が踏み固めてくれた道は走り易い。 しかし良い天気だ。
3キロほど進んだところで、道はイキナリ舗装路になり、アレレレ?状態となるがまた直ぐにダートになる。 この後何箇所か交互に舗装箇所が出てくる。 そして道は山の左手を廻り込む様になる。 この辺りから新設箇所の様相が強くなる。
道は大柳川沿いの谷から大きく外れ高下集落の上部を通過する。 この辺りから甲府盆地がド〜〜ン!と見下ろせる様になる。 快晴天気と相まって、ナカナカ素晴らしい眺めであるなぁ〜。。。。(^0^)
そして右手に目を向けると、おおっ!!反対の山筋から延びている道が見えるではないかっ! 地図と方位で確認すると、あの道は3年前に調査したあの不可解な簡易舗装区間で両側行き止まりになっていた、箱平林道からの
足馴峠線延長路線であると思われる。
こりゃ、もしかして既に完抜してるかぁ〜?? 等と、相変わらず獲らぬ狸の皮算用でホクホク顔で先に進む。
がっ!!
淡い期待も虚しく、その直ぐ先で林道は工事中の行き止まり。 入口から約4キロ程であった。 しかし、本日は日曜日であるというのに測量の人達とかが忙しなく動いており、昼近いというのに重機もズガズガと崖を切り崩している。
工事中箇所にあった看板である。 バイクのエンジンを切って写真を撮っていうと、下の方からも重機の音が聞こえてくる。 どうやら工事はここだけでなく箱平林道側でも行われているらしい。 工期は来年年明けの1月12日と書いてあるところを見ると、それまでに箱平線側から延びる道と繋げるのだろうか? 重機の音の近さからして、残す距離は200〜300mってところか? いづれにせよ雪が降らなかったら、年明けに再度訪れてみたいものである。
期待を胸に、小塚線の入口分岐へと戻ったワタシはそのまま入口から来たY字路の左手になる足馴峠線へと進む。 途中の林道看板を見ておもったのであるが、どうやら五開小塚線は完抜した際には、この左手に延びる道と名前も統合されて五開足馴峠線となる様である。 この足馴峠線の五開側工事区間も工事車両が頻繁に通るせいか道は良く踏み固められている。
走り易い道をしばらく進むと、左手には、
源氏山の山頂が見える。 懐かしいなぁ〜...。 この登山口から二度ほど登ったかな? しかし、この辺りは紅葉には未だ早いのか木々の葉は青々としている。
源氏山の登山口を左手に見て先に進むと、新たに開設された区間が現れる。 道の右脇には、右手にフルターンして延びる作業道十谷線の大きな標柱が横たわっていた。 ここから道幅は大きく広がり、新規格の林道工事が進められているのが見て取れる。
そして、そこからフルターンを繰り返しながら高度を上げて行くと、500m程で開設工事中の現場が現れる。 Y字分岐炉からここまで3キロ程であった。 こちらは本日は工事はお休みの様子である。 何だか、2年前に登山に来た時と比べて余り工事が進んでない気がするなぁ〜。。。 重機の間から終点付近をパチリとな。(^^)
このあと来た道を引き返し、十谷集落に戻ってそこから分岐する林道立石清水線へと進む。 九十九折れの急坂を登って行くと、秋空に雪を被った富士山が顔を出す。
道は清水の集落を通り、途中左手に分岐する作業道を見送ると峠に出る。 昔はここから高下集落まではダートが残っていたのであるが、どうやら全線舗装されてしまった様だ。 途中から左手に登り返す様に分岐する
林道箱平線に進む。 今回の調査の仕上げに、箱平線側からの足馴峠線開設工区の進捗を見て帰るのだ。
短いながらも全線ダートの箱平線を進んで行くと、ありましたありました。 あの懐かしい看板が...。(^^;
期待を胸に、いざ行かんとすっ!!
そして、分岐を先に進んだ僅か30秒後....。 前から測量をやっていたと思しき建設会社の名前の入ったハイラックスサーフが下りてきた。 慌てて路肩に寄るも、助手席のオジサンが手で×マークをして、もごもご言っている。 要はこの先工事中だから進めないよと。(*.*)
まぁ〜、、、仕方あるまい。 ということで、3年前の調査したあの不可解な工事区間の再調査は今後に持ち越しとなったまま、家路に着いたのでありました。(完)

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