「何度目かの北野天満宮・御土居の紅葉 @ 京都妖怪探訪(519)」
季節の風景
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どうも、こんにちは。
今年も紅葉の時期を迎えましたので、毎年この時期恒例となりました
『霊場魔所の紅葉』シリーズをやります。
今年の第二弾は、
前回の「手向山の紅葉」に引き続いて、
菅原道真の霊を祀った
北野天満宮境内の「御土居」に植えられている紅葉を巡ります。
前回の続きから。
本殿横の入り口から境内に遺る「御土居(おどい)」へと入ります。
ところで「御土居」とは何かと言いますと。
豊臣秀吉の時代に築かれた、京都の街を囲む壮大な土塁のことです。
秀吉がそんな土塁を築いた目的については、「防衛のため」「堤防のため」「寺社勢力の京都への影響力を削ぐため」など様々な説があるようです。しかし、その目的について記した文献が遺されていないため、はっきりしたことはわからないそうです。
ただ現在でも京都市内には、当時の遺稿が残る場所がいくつかありまして、北野天満宮の敷地内であるこの御土居もそのひとつです。
また冬の終わりから春のはじめ頃にかけては、梅の花が咲き誇る名所ともなります。その様子については、
シリーズ第171回や
第431回をご覧下さい。
さらに散策を続けます。
御土居の上から、境内を流れる紙屋川(天神川)のほとりへと降ります。
この辺りには、
シリーズ第385回でもとりあげましたが、「天狗の棲む山があった」とする伝説もあったそうです。
紙屋川にかかる橋と、その上からの光景です。
あー。
気が付いたら、記事が結構な長さになりましたので、ここで一旦切って、続きはシリーズ次回にします。
では、また次回。
*北野天満宮へのアクセス・周辺地図は
こちら。
*北野天満宮のHP
http://www.kitanotenmangu.or.jp/index.php
*『京都妖怪探訪』シリーズまとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
