「2017年・夏の妖怪展から @ 京都妖怪探訪(502)」
妖怪スポット
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どうも、こんにちは。
毎年この時期になりますと、京都でも様々な妖怪関連のイベントが開催されます。
そのうちのひとつで、昨年にも訪れた「夏の妖怪展」が今年も開催されました(※なお、昨年の「夏の妖怪展」の記事は、
シリーズ第450回です)。
今年も何人ものアーティストさんたちが、妖怪をテーマにした作品を出展しておられたので、是非と思って訪れました。
その中の一部を……私の独断と偏見だけで選んだものですが、ここでも紹介します。
まずは会場と、交通アクセスから。
昨年の妖怪展と同じく、京都・四条室町の
「ちいさいおうち」(Gallary Little House)です。
京都市の中心部だけあって、交通の便は良いようです。
京都市営地下鉄「四条」駅、
京都市営バス「四条烏丸」停留所、
阪急電車「烏丸」駅のいずれかで、四条烏丸の交差点付近に出ます。
四条烏丸の交差点から四条通を少し西へ、四条室町の角に小さな町屋風の建物が見えてきます。
中に入って、作品を観て回ります。
まずは、京都在住の切り絵師・込宮宴(こみやえん)さんです。
妖怪や
クトゥルフ神話などを題材に作品を創られているようです。
自分で買ったわけでもない出展作品を直接撮影するのは許可されないので、込宮宴さんの作品は、上のTwitter埋め込み、あるいはご本人の
pixiv及び
インスタグラムをご覧ください。
この人の切り絵作品の独特な雰囲気や作風に、私は妙に惹かれてしまいました。
あと、ひとつだけですが、込宮宴さんの作品を購入しました。
それがこれです。
煙の妖怪「煙々羅(えんえんら)」を切り絵で描いた作品です。
展示販売されている作品の中では最も安価なもののひとつですが、このどこか可愛らしい表情も含めて、この作品を気に入り、買ってしまいました。
昨年も出展されていたアーティストさんも居ました。
その一人が、同人作家・蘭陵亭子梅さんの作品です。
やはり自分で購入したわけでもない出展作品を撮影することは出来ないので、蘭陵亭さんの作品は、
ご本人のpixivをご覧ください。
なお、以下は昨年買った蘭陵亭さんの作品、
金魚の幽霊を描いたうちわ、現在も使用しています。
やはり昨年も出展参加されていた“百鬼夜蝶”柊アキラさん。
美麗な写真やイラストを使ったこの人の作品です。
作品も手頃な値段のものがほとんどです。
非常に多才な方のようで、元は3Dゲームの開発・デザインチーフの仕事をしておられたようです。現在ではイラストだけでなく、写真やCG、演劇や脚本、コスプレからアクセサリー製作など、いくつもの分野で活躍されているそうです。
昨年買った、柊さんの美麗なイラスト栞です。
そして……今年もまた作品を買ってしまいました。
いずれも美麗さと可愛らしさと、少しのユーモアを兼ね備えた作品だと思います。
最後の「送り狼」のシールは、マイPCに貼り付けました。
他にも柊さんの作品には、オリジナルのストーリーやキャラクターが表現されているものもありました。
隻眼の竜人・一目蓮や、琉球王に捧げられた人魚の姉妹・アガタとユウナなど、さらに彼らの登場する物語作品とか。
妖怪マニアにして、ファンタジー・マニアの私なんかは、強烈に引きつけられ、興味をかきたてられます。
しかし13日には、柊さん会場に来られるそうですが、当日の私は外せない先約を入れてしまったので行けません。残念。
なお、そんな柊さんのご活躍をチェックするには、
ご本人のサイトや
ブログ、
Twitterをご覧ください。
最後にあと一人。
宮古のわさんの作品を。
主に狐(妖狐、神狐)をテーマにした可愛らしい作品を、ポーチやキーホルダー、LINEスタンプなどにして販売しておられるようです。
展示・販売されていた宮古さんの作品のひとつに、以下のような木製の木箱がありました。
ひと目見た時から、この作品を気に入ってしまった、というより惹かれてしまい……購入してしまいました。
今後は小物入れとして愛用させていただきたいと思います。
ところで、昨年の「夏の妖怪展」に作品を出展されていたのですが、今年は参加されていないアーティストさんもおられました。
本シリーズで何度も紹介した
京都の妖怪絵師・伝道師の葛城玄幽氏は、今年は参加されていませんでした。
おそらく、他のイベントや仕事等でご多忙の為と思われますが……。
あと、美しくエロチックな作風の
イラストレター・もんちほしさんも参加されていないのも、私としては少々残念。
ご本人のHPを見ると、今年のこの時期は、東京で別のイベントに出展参加されているようです。
あと今年の妖怪展は、参加されているアーティストさんが昨年よりも少ないような気もしますね。
今回参加できなかった方々も含め、来年はもうちょっと、お一人でも多く頑張って参加していただきたいと思いますね。
……とは言いつつも。
気が付いてみれば、当初予想していたよりもいろんなものを買ってしまい、結構多くの散財をしてしまいました。
場所が「妖怪展」なだけに、引きつけられたというより、魅了されたというより……それこそ「何かに憑かれたのか?」とか、しょうもないことを考えながら、会場を後にしました。
このイベントは、今月(2017年8月)の13日まで開催されています。
今回はここまで。
また次回。
*「小さいおうち(Gallery Little House)」のアクセス・周辺地図は
こちら。
*小さいおうち(Gallery Little House)のHP
https://motoaki.jimdo.com/
*『京都妖怪探訪』シリーズまとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
