「2017年神泉苑の桜 @ 京都妖怪探訪(479)」
季節の風景
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どうも、こんにちは。
今年の
「京都・霊場魔所の桜」シリーズの第4弾は、京都に古くから遺る神秘の庭園・
神泉苑の桜の光景をお届けします。
神泉苑は、竜や百鬼夜行などの妖怪、空海や静御前、小野小町など歴史・伝説上の有名人にまつわる話など、数多くの不思議な伝説・伝承が遺されている庭園です。
この神秘の霊場については
シリーズ第223回から
第227回などで紹介しましたが、改めて交通アクセスから。
二条城のお堀が見える
京都市営地下鉄「二条城」駅の1番か3番出口から通りを西へ。
神泉苑の北門です。
この北門には、「貴族の若君が夜遊びに出かけて百鬼夜行の群れに遭遇した」という伝承が遺されています。
もっとも、当時の北門は現在の場所よりもっと北にあり、その場所については
シリーズ第346回で紹介しています。
北門から中へ。
かつて平安時代の皇族や公家が船遊びをしたであろう竜船が見えます。
聖観世音菩薩が祀られている本堂の前にも桜。
後に紹介する「善女竜王堂」が真ん中にある為、「善女竜王堂が神泉苑の本堂」だと思っている人も多いようですが、こちらの方が本堂です。
なお現在の神泉苑は、
真言宗東寺の寺院です。
神泉苑の名物スポットのひとつ、「法成橋」。
あの源義経と静御前が初めて出会った場所と伝えられることから、縁結びのスポットとしても有名な橋です。
こうして桜と法成橋との光景を撮ったのですが、この時偶然、橋の上に和服姿の若いカップルの後ろ姿も一緒に写ってしまい、このような写真になりました(笑)。
法成橋を眺めて、さらにこの橋の上からも満開の桜で彩られた庭園を眺めてみます。
境内の一角で仲良く。
さらに散策して桜の光景を。
そして、弘法大師・空海が雨乞いの為に召喚したという
善女竜王が祀られているという「善女竜王堂」。
善女竜王が祀られているという「善女竜王堂」。
この善女竜王堂と法成橋で、決められた方法で祈願すれば、どんな願いも一回だけ叶えてもらえると伝えられています。
特に、恋愛祈願が多いようですが。
私の場合ですか?
私は神仏には感謝と崇敬の念を捧げるだけで、何かお願い事を聴いてもらうことは原則致しません。
その理由については、
こちらの過去記事の末に書いてありますが。
恋愛祈願?
うーん。
おっさんと呼ばれてもおかしくないようなこの歳になるまでずっと彼女なし独身のままでしたので、もうそれをする気にはなれませんし。
今さら恋人や結婚相手がほしいとは思いませんし、結ばれたいと思うような特定の相手もおりませんので(苦笑)。
ただ、今回もここを訪れることができた。
今年も桜の光景を観られたことに感謝し、ここを後にしました。
今回はここまで。
また次回。
*神泉苑へのアクセス・周辺地図は
こちら。
*神泉苑のHP
http://www.shinsenen.org/index.html
*『京都妖怪探訪』シリーズまとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
