「2015年・神泉苑の雪 @ 京都妖怪探訪(392)」
季節の風景
どうも、こんにちは。
最近、オフが公私共に多忙で、なかなか記事更新ができずにおりますが。
今年最初の
本シリーズの記事は、特別編として、雪の神泉苑の光景をお届けします。
神泉苑は、
シリーズ第223回から
第227回まで紹介し、さらに
第388回で紅葉の光景をお届けしています。
この神泉苑は、竜神伝説、百鬼夜行伝説、空海や小野小町の雨乞伝説など多くの不思議な伝説が遺されているスポットです。
また、京都の庭園や霊場魔所の多くがそうであるように、季節毎の光景が美しい場所でもあります。
JR山陰本線の「二条」駅。
ここには
京都市営地下鉄「二条」駅や、
京都市営バス「二条駅前」停留所などもあり、交通の便もいいところです。
そこから御池通りを東へ歩くと、神泉苑の南門前へと着きます。
また
京都市営地下鉄「二条城前」駅の3番出口から、押小路通りを西に進めば、神泉苑の北門に出ます。
二条城の堀や石垣が見えます。
まずは裏門からの道を。
池の中に竜船が。
よく見ると竜船の上にサギの姿が。
サギと言えば、神泉苑には「ゴイサギ(=五位鷺)伝説」も。
(※詳細は
シリーズ第227回をご覧ください)
もしかしたらこの鷺も、私よりもエラかったりするかも(笑)。
さらに雪道を進んで行きます。
本堂へ。
本堂付近の亀塚・鯉塚や地蔵群も、この通り雪を被っています。
法成橋にも雪が。
この橋は、静御前や小野小町が雨乞をした伝説とか、源義経と静御前が初めて出会ったという伝説や、「一眼成就」の伝説など、様々な伝説が遺る神秘のスポットでもあります。
“弘法大師”こと空海が雨乞の為に召喚したという「善女竜王(ぜんにょりゅうおう)」が祀られている「善女竜王堂」。
善女竜王堂の前にある「恵方社」。
「日本で唯一の恵方社」で、陰陽道における一年の福徳を司る神様・歳徳神(としとくじん)が祀られています。
この社は、毎年の大晦日に、新年の恵方(縁起が良いとされる方向)へとお祈りが出来るように向きが変えられているのが特徴です。
今年の恵方は「西南西」だそうです。
その周辺の雪景色。
花にも雪が被っています。
それでは今回はここまで。
また次回。
*神泉苑の周辺地図・アクセスは
こちら。
*神泉苑のHP
http://www.shinsenen.org/index.html
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
