「大阪天満宮「すべらんうどん」 @ 京都妖怪探訪(331)」
妖怪スポット
どうも、こんにちは。
シリーズ前回でついにバチを当てられてしまったようですが、それにも懲りずに……いや。注意すべき点はより注意を払って、今後もめげずに本シリーズを続けていきたいと思います。
前置きはここまで。
先日センター試験が終わりましたが、まだまだ受験シーズンが続いています。
そこで今回は、そんな受験シーズンにふさわしい話題をお届けします。
本シリーズで何度かとりあげてきました
怨霊神・菅原道真。
その道真を祀る有名な神社のひとつ、
「大阪天満宮」。
「学問・受験の神様」としても有名な道真を祀る神社には多くの受験生が訪れますが、「大阪天満宮」の飛び地境内「星合の池」に立つ「星合茶寮」では、そんな受験生などに向けたうどんが出されています。
その名も「すべらんうどん」。
どんなうどんなのか、食べに行ってきました。
まずは天神橋筋商店街を通って大阪天満宮へ。
ここまでのアクセスは
シリーズ第92回などで紹介したので、今回は省略します。
アクセスについて詳細を知りたい方は、
こちらをご覧ください。
表門から入ります。
境内には様々な面白いスポットや、時期毎の行事もいろいろあるのですが、これも今回は省略。
それらについては、
本シリーズの道真関連エントリーの、
第93回や
第94回などでとりあげていますので、興味ある方はそちらもご覧くだされば幸いです。
境内を抜けて、白米稲荷社横の裏口を通って。
飛び地境内「星合の池」へ。
シリーズ第252回の繰り返しになりますが、「星合の池」について少し説明を。
古い言い伝えに寄りますと、「昔、天満宮に神様が鎮座した最初の夜に、大きな松の樹が生え、明星が降臨し、星の光が池の水に光り輝いた」と、あります。その池がここでしょうか。
現在では、毎年7月7日の七夕の日に「星愛七夕まつり」というイベントが行われているそうです。
この入り口にかかっている橋は「愛嬌橋」と呼ばれているそうで、「この橋の上で出会った男女は、結ばれる」という言い伝があるそうです。
以前行った時、この橋の上で私は誰とも会えませんでした。今回は……やはり誰とも出会えませんでしたけど(笑)。
「祖霊社」。
「祖霊社」より手前にある「星合茶寮」。
ここに目指す「すべらんうどん」が。
「すべらんうどん」とは言っても、いろいろあります。
ちょっとだけ考えて、「すべらん天神天うどん」を注文します。
さて、何故このうどんが「すべらんうどん」なのかといいますと。
このうどん自体に、お箸でつまんでもすべらない工夫がしてあるそうです。
以下の写真のように、うどんにスリット(切れ目)が入っています。
よく見ると、割り箸にも小さな溝が彫られていて、うどんが滑って墜ちないようにする工夫が施されています。
それで「すべらない」。
この時たまたま、ここの常連らしき方と同席しましてお話を聞いたのですが。
このうどんに入れられたスリットには「すべりにくくする」という他に、「出汁をうどんにしみこませやすくする」という効果もあるそうで、薄味の出汁でも十分に味がしみこむそうです。
そのため、このうどんには薄味の出汁の方が相性がいいという話でした。
そう言えばこの時食べたうどんの出汁も薄めだったような……。
星合茶寮にはうどんの他にも、天満宮の象徴のひとつでもある梅に関したメニューがあります。
一杯150円の「梅ジュース」。割とあっさりとして飲みやすかったです。
一杯150円の「梅ジャムアイス」。バニラとの組み合わせで、ほどよい甘さです。
持ち帰りもできます。
1袋・1人前200円の袋と。
1セット(1箱4人分)1000円のパックも売っています。
この場所も星合茶寮も、受験生だけではなく、一般の人たちにも親しまれているようです。
確かに、一杯350円で、ジュースやデザートも150円というのはお手頃価格です。
こういう一般の人たち、地元の人たちにも気軽に利用できるところが、この店が長く続けてこられた理由かもしれません。
それでは、今回はここまで。
また次回。
*うどん双樹・すべらんうどんのHP
http://www.udon-soujyu.co.jp/
*大阪天満宮のHP
http://www.tenjinsan.com/
*大阪天満宮への地図・アクセスは
こちら。
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
