「京都妖怪探訪(85):雪の青蓮門院門跡・その1」
妖怪スポット
京都の鬼門・比叡山を守護するなど、京都の霊的防衛の要として開山された比叡山。
その僧坊のひとつとして始まった青蓮院門跡。
『京都妖怪探訪』シリーズでも、だいぶ以前(
第11回から
第13回まで)にとりあげました、古くからの歴史ある京都の霊場のひとつです。
第81回でも言いましたが、元々はここの雪景色を撮るつもりで蹴上まで来たのです。
途中、
第81回から
第83回まで粟田神社に寄り道してしまいましたが……。
今回から、当初の目的であった青蓮院門跡の記事を書くことにします。
京都の東山、三条通りと神宮道とが交わる交差点。
奥に見える朱の鳥居は、平安神宮へと続く鳥居です。
この鳥居へ続く反対側の方向の道が、青蓮院門跡や、さらにその先の知恩院へと通じています。
最寄りの交通機関は、京都市営バスの「神宮道」バス停でしょう。
また、京都市営地下鉄の蹴上駅から三条通りを東へ進むか、あるいは地下鉄の東山駅から三条通りを少し東へ歩けば、この神宮道へと至ります。
神宮道を青蓮院門跡へと向かう途中に、「あおくすの庭」という公園のような場所がありました。
青蓮院門跡の周囲に立っている、「親鸞上人が植えた」という伝説の楠の大木にちなんで作られた公園・庭園でしょうか?
ここにもちょっと寄り道してみます。
少し寄り道した後に、目的地へとたどり着きます。
青蓮院門跡の入り口前にある、親鸞上人が植えたという伝説の大木がそびえ立っています。
第11回でも紹介しましたが、何百年もの長い歳月を生き延びてきたであろう堂々たる風格がおわかりいただけるでしょうか?
ここから中に入りますが、今回はここで一旦切ります。
シリーズの次回では、青蓮院門跡の雪に染まった庭園の光景を紹介します。
天台宗・青蓮院門跡のホームページ
http://www.shorenin.com/
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
