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どうも、こんにちは。
もう今年(2020年、令和2年)も終わりに近づいておりますが、今回も紅葉の記事を。
今回は
前回記事の続きで、この秋に特別公開された
黒谷・金戒光明寺の「紫雲の庭」の紅葉風景をお届けします。
まずは御影堂(みえいどう)から入って。
さらに「大方丈」と呼ばれる建物の中を通り抜け。
普段は非公開とされている「紫雲の庭」へ。
ご覧の通り雨が降っていましたが、日本庭園とは雨にも映えるもの。
一応、雨の準備はしてきたこともありましたが、喜んで進んでいきます。
承安5年(1175年)43歳の法然上人がこの地に草庵を結んだことがこの古刹の始まりだとされていますが、その時上人が山頂の石の上で念仏を唱えた時、全山に紫雲がみなぎり、光明が辺りを照らしたとも伝えられています。
「紫雲」とは紫色の雲。念仏行者が臨終を迎える時、「来迎(らいごう)」という仏様が迎えに来る時に現れる現象であり、仏教では吉兆と考えられるものです。
つまり、この地と法然上人の教えが仏様のご加護を受けていたということを表す説話なのですが、この「紫雲の庭」というのも、その話に因んで名付けられたものでしょう。
さらに進んでいきます。
やはり、雨に映える日本庭園というのもいいものです。
日本庭園といえば石灯籠も。
苔の緑と紅葉の赤との組み合わせもいいですね。
庭の片隅にはこういう面白いものも。
庭を一周し、元の場所へ。
方丈、御影堂の外へ。
ここから金戒光明寺の北門、その先に建つ
‘真如堂(しんにょどう)’真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)を目指します。
今回はここまで。
また次回。
*金戒光明寺へのアクセスは
こちら。
*浄土宗大本山・金戒光明寺のHP
https://www.kurodani.jp/
*『京都妖怪探訪』シリーズ
https://kyotoyokai.jp/
