「化野念仏寺、美しい墓場の紅葉・後編 @ 京都妖怪探訪(669)」
季節の風景
(記事中の写真はクリックで拡大します。プライバシー保護等の為、人の顔部分に修正を加えていることがあります)
どうも、こんにちは。
シリーズ前回の続き。
古くから京都の葬送地のひとつとして、心霊スポットとしても有名な
化野(あだしの)念仏寺の紅葉風景をお届けします。
前回の続きで、本堂に礼拝した後、本堂右奥へと進みます。
「水子地蔵尊」のお堂が建っています。
この水子地蔵尊について、「ここで撮影をすると必ず(あるいは高確率で)心霊写真が撮れるから写真撮影が禁止されている」という噂も一部にはあるようですが。
正しくは「ここに参拝や水子供養に来る人を撮影してはいけない」ということのようです。
考えてみれば、ここに参拝や水子供養に来る人には、他人には言いにくいような様々な事情を抱えた方もおられるわけです。
そういう人たちを興味本位で撮影して、ネットなどに晒してはいけない、ということらしいですね。
さらに奥の竹藪の道を超えていきますと・・・。
広い墓地が広がり、その手前に「六体地蔵尊」が。
「天道・人道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄」といった、仏教の六道とそれぞれをの世界を守る地蔵尊を表しているようです。
竹藪の道を戻り。
「西院(さい)の河原」へと戻ります。
「西院の河原」内部での撮影は禁止されていますので、外側からの光景のみになりますが。
ひととおり撮影をして、さあ行こうかと思った時、空が晴れ、暖かな陽光がさしてきました。
これは、もしかしたら。
この地の神様、っというより仏様たちに歓迎されているのか。
これは私の勝手な思い込みにすぎないのかもしれませんが。
それでも、そう思うとうれしくなります。
こうして楽しい気分でこの霊場を後にします。
今回はここまで。
また次回。
*化野念仏寺へのアクセス・周辺地図は
こちらをご覧下さい。
*化野念仏寺のHP
http://www.nenbutsuji.jp/index.html
*『京都妖怪探訪』まとめページ
https://kyotoyokai.jp/
