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どうも、こんにちは。
今回も今年の
『霊場魔所の紅葉シリーズ』。
今回は、京都の葬送地のひとつだった嵯峨野にある古刹で、紅葉名所のひとつでもある
宝筐院(ほうきょういん)を訪れました。
京都市営バス「嵯峨小学校前」停留所から。
この辺りは、京都市を東西に走る大通りのひとつ、丸太町通りのほぼ西の端です。
嵯峨小学校にも、紅葉が。
まずは、嵯峨小学校の横の道を北上し、嵯峨釈迦堂こと清涼寺の門前へ。
ここ嵯峨釈迦堂も面白い場所で、
こちらの過去記事などで取り上げたこともありますが、今回は他に目的があったのと、その割に時間があまりなかったので、惜しい気もするのですが、今回は通り過ぎます。
清涼寺の門前から西へ。
つい見落としてしまいそうな、あまり目立つ門ではありませんが、ここが宝筐院(ほうきょういん)の入り口です。
寺で配布されていた案内チラシに書かれていた「略史」によれば、だいたい以下の通り。
この寺は、平安時代に
白河天皇により建てられ、善入寺と名付けられました。
南北朝時代に
夢窓国師の高弟・黙庵周諭禅師が入寺し、
室町幕府二代将軍・足利義詮(あしかが・よしあきら)の保護を得て、それ以後は臨済宗の寺となりました。
貞治6年(1367年)、義詮が没すると、善入寺はその菩提寺となり、義詮の因業に因んで「宝筐院」と改められました。
室町幕府の保護を受けていた時代は隆盛を誇っていましたが、
応仁の乱以後は衰退し、明治の頃には廃寺となりましたが、それから五十数年を経て復興され、今に至るそうです。
拝観料を払って境内に入ります、そこには見事な紅葉風景が。
上から下まで紅葉の赤と銀杏の黄に染まっています。
今年は暖冬の為か、京都の紅葉もあまり赤く染まらなかったようですが、ここには本当に見事な紅葉風景が。
本堂へ礼拝。
本堂から眺めた光景です。
今回はここで一旦切ります。
この続きは、また次回。
*宝筐院へのアクセス・周辺地図については
こちらを参照。
*宝筐院のHP
http://www.houkyouin.jp/index.html
*『京都妖怪探訪』シリーズまとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
