「神護寺の紅葉(前編) @ 京都妖怪探訪(585)」
季節の風景
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どうも、こんにちは。
まだ紅葉の季節なので、
『霊場魔所の紅葉シリーズ』を続けます。
今回は京都の紅葉名所の中でも、今までに訪れたことの無い京都北西の高雄の山奥にある神護寺を訪れようと思い立ちました。
高雄、西明寺と清滝川沿いの道を進み、ようやく神護寺へと辿り着きました。
まずは
前回の続き、神護寺の楼門から。
楼門の内側にもこんな光景が。
宝蔵の前。
やはり今年の紅葉は、赤くなりきれてないようです。
和気公霊廟の前。
「和気公」とは、神護寺の前身・高雄山寺を創建した人物で、平安京造営の最高責任者でもある
和気清麻呂(わけのきよまろ)です。
その人物を祀った場所であるのですが、
京都妖怪探訪シリーズ第55回で紹介しました
護王神社でも祭神として祀られている人物でもあります。
天長元年(824年)に高雄山寺と、和気清麻呂が河内に建てた神願寺とを合併したのがこの神護寺だそうです。
(注:神護寺で配布していた案内パンフレットを元に書いています)
鐘楼に続く石段です。
明王堂です。
その名の通り
不動明王を祀っている場所でしょうか。
五大堂と毘沙門堂。
大師堂。
ここには和気清麻呂によって、
“伝教大師”最澄や
“弘法大師”空海が入山したと伝えられています。
特に弘法大師は、唐から帰国後の大同4年(809年)に入山して、以後14年間住持を務めたそうです。
(※これも神護寺で配布されていたパンフレットの内容から)
金堂(本堂)へと続く石段があります。
が、本堂へ行く前に少し奥の方へ。
それにしても、まだ青葉が目立ちます。
地蔵院へ。
休憩所があって。
ここでは「かわらけ投げ」が行われていました。
「かわらけ」とは素焼きの小皿であり、それを谷に向かって投げ、厄除けなど願掛けをするというものです。
2枚100円なので、気楽に買って出来ますし、地面に落ちたかわらけは土に返っていくので環境にも問題はないそうです。
ただ私はそれはやらずに、金堂へ続く石段へと戻ります。
えっ?
何故、やらなかったのかですって?
私は神様や仏様には礼拝しても、お願い事はしないと決めているからです。
その理由については、
こちらの記事に書いていますし、さらに
こういうこともありましたので、興味あるという物好きな方だけ、リンク先の記事でもご覧下さい。
石段の下へ戻り、金堂を目指しますますが、記事が長くなりましたので、ここで一旦切ります。
今回はここまで。
続きはまた次回。
*神護寺のアクセス・周辺地図については
こちらを参照。
*神護寺のHP
http://www.jingoji.or.jp/
*『京都妖怪探訪』シリーズまとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
