2008/9/27

向間飛車(2)  ゼロからの将棋初級講座

さて、今回は「向飛車戦法」の駒組みを学んでいきましょう。
スタートはご存じ、「振飛車基本図」からですよ。

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振飛車基本図 以下

▲7八銀 △6二銀 ▲6七銀 △8五歩 ▲7七角 △5四歩 (第1図)

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今までの居飛車は、中々△8五歩を決めて来ませんでしたね。
それは今回解説する、向飛車を警戒している意味もあります。
しかし今回の振飛車は中々態度(居飛車か振飛車か、振飛車ならどこへ振るのか)を
決めないので、態度を決めさせる為に△8五歩とした訳です。
前回の解説で、向飛車は「相手の協力」があって初めて成立すると云いましたが
これでようやく向飛車へのお膳立てが出来ました。

第1図 以下

▲8八飛 △6四歩 (第2図)

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▲8八飛と回って、ようやく「向飛車」宣言です。
対して後手の△6四歩は見慣れない手で、普通は△4二玉とするところです。
△6四歩とは、どういう意味なのでしょうか?
チョッと脱線してしまいますが、△4二玉としたらどうなるのか見てみましょう。

第1図 以下

▲8八飛 △4二玉 ▲8六歩 △同歩 ▲同角 (変化基本図)

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先手は△4二玉に対して、早速仕掛けます。
変化基本図までは一直線で、▲8六同角王手になっています。
ここから2通りの変化がありますが、どちらも先手大優勢になるようです。

変化基本図 以下

△3二玉 ▲3一角成 △同玉 ▲8二飛成 (変化1図)

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これは云うまでもなく、「銀」得で「飛」が敵陣に成り込んで大成功です。

変化基本図 以下

△8六同飛 ▲同飛 △9五角 ▲8五飛打 △8六角 ▲同飛 (変化2図)

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△8六同飛〜△9五角が、後手の鋭い狙い(準王手飛車)でしたが
▲8五飛打が更にその上を行く好手で、変化2図となっては
後手は、先手の8筋突破が防げません。

第2図の△6四歩▲8六同角王手にならないようにして
これらの変化を防いだものだったのです。
そして冒頭で、居飛車側は向飛車を警戒していると云ったのは
序盤早々から、こんな変化を含んだ戦いはしたくないという心理が働くからです。
第2図以降は、双方とも駒組みに移行します。
続きは、次回に持ち越すことにしましょう。

それでは、次回をお楽しみに!!
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2008/9/27  13:29

投稿者:三瓶でぇす

半年振りの更新となりました。
当講座を楽しみにしていただいた方々には、大変ご迷惑をお掛けしました。
これからは不定期になりますが、少しづつ更新を続けたいと思っております。
これからも、当講座を御贔屓によろしくお願いいたします。

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