今日は昨日の疲れが残っているのを知りながら、少しだけハードにやりました。それでも時間を短くしたので、その後でパスやキックの自主練習ができる程度には元気だったはずです。モールとラック、つまりは接点でのボールの争奪が今度の試合の鍵となりそうです。今日、やってみて感じたと思うのですが、組織で意識すると安易に倒れるプレイヤーには防御の方がボールを奪いやすいのです。だとすればコントロールしていない状態で寝てしまうのは厳に戒めねばなりませんね。
さて練習後に新マネを呼んで、話をしました。これまでは先輩について、教わっていたのですが、今春卒業したマネが引退して半年以上経過します。そのためうちの、そしてラグビーのマネの仕事について、その本質を理解しないままクラブに参加している感じがします。それは仕方ないことですので、いずれは卒業生に来てもらって、あれこれと教えてもらうことにしても、今週末にはうちで公式戦も控えているので、心構えについて話しておく必要を感じたからです。「マネの仕事ってどういうもの?」と尋ねると、「使い走り…??」という答えです。確かに雑用の多い仕事ですが、それは何も使い走りにされているわけではないのです。選手たちがプレイに専念できるように、その周辺環境を整えることです。ですからユニフォームの管理、救急箱の管理、グランド管理といった管理能力こそがマネージャーの主たる仕事なのです。マネージメント能力について正しく理解をし、実践する必要があります。最後には選手からも指導者からも信頼を得、彼らから様々なことを期待されるように成長することが期待されます。
かつてのマネージャーたちは選手のために献身的に務めることで、信頼されると同時に、選手同様にこのグランドが自分の居場所として、選手たちと空間を共有することに喜びを覚えました。二人のマネージャーにも是非、このグランドとラグビーの仲間とを大切にする立派なマネージャーに成長してくれることを願っています。

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