今日は運命の抽選会でした。この日のために何ができるわけでも、どんな準備ができるわけでもないのですが、誰もが固唾を呑む瞬間があります。そんな緊張の一瞬がここにあります。こういう緊張感は、おそらく経験した者でなければ分からない世界だと言えるでしょう。なんとも言えない緊張感があるのです。私はその前に専門委員会から参加しています。なので抽選会の内容も、次第も頭に入っているので、それでもいいのかもしれませんね。
今年は14番くじです。A・Bシードの8校を決定し、それ以外の参加校が40校です。何番目に引くかというのは、とても微妙ですよね。初めの方だと、先に引いて、相手待ちとなります。逆に後半だと相手のところに入っていきます。どちらがいいのでしょうかね…その意味で、今回の順番は一番微妙なのかもしれませんね。相手がいるかもしれませんし、待つかもしれません。さてうちは、というと、27番を引きました。見ると、相手はいません。つまり入ってくる相手を待つわけです。残りの26チームの中にはベスト8を外しただけの強豪チームがひしめいています。進修館、朝霞西、春日部といったチームが残っているのです。先に入ったために、そう言うチームが引き当てないことをひたすら願わねばならないことを、冷静に考えると滑稽に感じることもあるのですが、それでも切実なのです。
ところが相手が決まってみて、別の複雑な思いが芽生えるのです。それは同地区での対戦です。県大会です。しかもフリー抽選です。一回戦から同地区同士で戦いたくない、という思いがあります。ところが入った相手は、同地区だったのです。同地区だけに、力関係はある程度、分かっています。もちろん夏を越して成長しているでしょうが、それでも互いの伸びしろを考えても、今のところ勝機はこちらにありそうです。油断はできませんが、一つ勝てるかどうかは大きな問題です。とにかく一つ勝って、次につなげていきたいものです。そのためにこれからの2週間をチームとして、一人一人が自覚して過ごしてほしいものです。

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