今日も秋晴れではありましたが、やや北風が強めに吹きました。もっと体感温度が下がると思ったのですが、日差しの方が勝った感じですね。
クラブはオフでした。というのも、半年ほど止まっていたオール埼玉の練習会があったからです。国体が中止になったためにAは招集がありませんでした。今回は2年生のBです。順調に大会が行われれば、都県対抗戦に出場の予定です。ここに向けて、準備の練習会です。そこに参加したメンバーがいます。良い刺激を受けてくれることをも願っています。
さて、やっと引退したメンバーへのコメントにこぎ着けました。あれこれと悩んだのですが、最初の選手に、ソウタを選びました。この学年のメンバーはとにかく献身的な選手が多かったのですが、その中でもチームへの貢献度の高いソウタにしました。というのも、彼がフィットネスリーダーだったというのが、一番ですよね。フィットネスリーダーというのは、練習後に補助的なものに見えるのですが、これなしではチームは成熟しません。そしてこれを妥協的にこなすチームでは、決して強くなれません。そうした意味で、ボールを使わない練習でありながら、チームの真価が問われる大切なものを担っているのです。そのリーダーとして、とにかくストイックに誰よりも、真摯に取り組んだソウタです。それは誰も疑わないはずです。
ソウタのご家族が、昌平高校の監督と同級生と言うことが縁で、彼の入部があったようです。プレイスタイルは、派手なものではありません。だからこそ、観る人が観たら、その価値を判断するというものになります。とにかく手を抜かないというのが、彼への形容かもしれません。ひたすら前に出て、タックルをする、ボールを持って前に出るというものでした。特に新チームになってからは、彼のインサイドに切れ込んでくるショートプレイは切れ味抜群で、周りを蹴散らして前進していきました。ひたすら突貫小僧の様相で、前に出続けます。彼を基点に攻撃のリズムが生まれました。さすがのソウタもバーナーに悩まされましたが、だからといって受けてしまうことはありませんでしたね。とにかくまっしぐらに進んでいきます。だからこそ彼を信じて、チームは進んでいきました。どこまで進化するのか、見てみたかったのですが、残念ながら試合数は制限されてしまいました。まだまだ進化があるはずだと信じて、これからも続けてほしいと願っています。その意味でもまっしぐらに進んでいってください。
担任からは、教室では別の顔も持っていると聞いています。そうした一面も含めて、本当に人柄が魅力的です。女の子にもてるかどうかは、これからですね(笑)ソウタには理解してもらえるかな…

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