気づけば日の出も、日の入りも夏にはかなわず、計算してみると昼間の時間は10時間ほどです。しかも昨日までのぐずついた空模様では、さらに短く感じます。そんな中では気持ちも沈みがちです。やはりこんな日には太陽を浴びて、光合成をしなければなりません。これって、わりとバカにできないのですよ。私たちはどこまでいっても、生き物としての性質を持っています。ですから、夏と冬とでは、生活のリズムは変わります。そのことを意識して、過ごすべきなのです。
受験はそんな冬場にあります。ですから、しっかりと食事、睡眠を大切にして、今日のような太陽の出ている日には、しっかり日を浴びることが、合格への近道だと思うのです。どんなに猛烈に勉強して、成績を伸ばしたとしても、受験会場で実力を発揮できなければ意味がありません。そんなことを考えたとき、とにかく勉強さえしていれば合格に近づけると思って引きこもっている受験生が結果としてうまくいかないのは、納得がいくわけです。勉強の成果を最大限に発揮させるのは、私たちの心なのです。心を自由にしておけば、脳もうまく動くのです。
病は気から、という言葉があります。どんなことも気持ちがあって、初めて前に進むわけです。それを忘れずに、気持ちを調えたいですね。私たちも光合成をしましょう。

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